【教員採用】香川県教員採用試験　願書作成の極意╭( ・ㅂ・)و ̑̑

こんにちは、教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー高松校の教員採用試験対策担当の石井です。

香川県では、令和５年度香川県公立学校教員採用選考試験の出願を2022年5月6日(金)～5月27日(金)で、原則「インターネットによる出願(電子申請)」のみで受け付ける、とのことです。教育委員会HPへの募集要項の掲載はまだ少し先のようですが、今のうちから準備を進めておきたいところです。

そこで、願書作成に当たって、重要なことをまとめてみましたのでご参考ください。

【香川県公立学校教員採用選考試験　願書作成の注意ポイント】

1. 「教員を志望する理由」は最大597文字まで入力可能⇒もともと設定されている字体と大きさは「MS　P　明朝　12pt」です。(令和4年度参照)空欄全てに同じ文字を入力したところ全角で横22文字×縦27文字入力できました。注意すべきは、エクセルでは一番下の行が画面上で見えていたとしても、印刷すると一行消えることがある、という点です。28行目まで入力すると印刷した際、文字が切れてしまうので注意しましょう。
2. 「教員を志望する理由」には「香川県で教員を志望する理由」も入れる⇒教員志望者の多くは地元での採用を希望します。香川県出身の方が地元を希望するのに違和感はありませんが、「なぜ香川県を志望したのですか」、と聞かれて「地元だからです」だけでは面接官は物足りないと感じます。限られた面接時間の中で多くのことをアピールしなくてはいけないので、香川県を志望する理由は予め入れておいた方がよいと考えます。
3. 動機を様々な角度から伝えられるようにする⇒例えば、憧れた先生がいる、目標とする先生がいる、というのは動機としてよくあります。悪い動機ではないですが、それだけで終わると物足りません。そこで、教師の魅力ややりがい、自分の性格で向いているところ、学んだことで生かせそうなことなどを入れると、その人の個性が伝わります。
4. 質問される隙を作る⇒これは志望動機に限った話ではありませんが、面接官の追質問を誘導するような隙を文章に入れておくと、面接官と対話でき、しかも有利な条件で受け答えができます。
5. 「教員になって取り組みたい事柄」は最大で567文字まで入力可能⇒字体や文字の大きさは1.と同じですが、実は横の長さが少し短く、横21文字×縦27文字が限界です。
6. 「教員になって取り組みたい事柄」について、義務的に教員が取り組むことだけを述べることのないようにする⇒教員の仕事は、授業と生徒指導が基本です。これは仕事の性質上、避けられるものではありません。にもかかわらず、「わかりやすい授業をします」「いじめのない学級を作ります」だけでは物足りません。わかりやすい授業をするために何に、どうやって取り組むのか、自分に今足らないものは何で、どうやって身に付けていくか、課題を克服するか、といったことをまとめることが重要です。
7. 「卒業論文その他の研究内容及び特に秀でた研究実績」について、面接でよく質問される⇒面接において、「卒業論文について」、というのは過去多く聞かれている質問です。願書にすべて書ききるのではなく、追質問への対応ができる程度に簡潔にまとめるのが良い方法です。
8. 「部活動歴等」の欄について、部活動歴がない場合は、委員会やサークル活動などの活動歴を記入する⇒「部活動歴等」とありますので、部活動以外でも例えば委員会活動や研究活動、役員活動、サークル活動なども積極的に書くようにしましょう。

以上、願書記入のポイントを挙げてみました。上記以外でご不明な点がありましたらいつでもお問合せください。