東京アカデミー高松校
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みなさんこんにちは!
東京アカデミー高松校 公務員担当です。
今回は、一般知能分野の中でも苦手な人が多い空間把握の問題ついて解法を実況中継したいと思います。
【空間把握】
問題 くぎが何本も打ってある板がある。これらのくぎに一本の輪ゴムを二重になる線分ができないように張り巡らせて図形をつくる。次のうちつくれるのはどれか。
この問題を解くのに必要な条件はわかりますか?1~5の図形をみてでも、問題文の中のヒントをみてでもいいですので、問題を解く足掛かりをつかみましょう。
気になるのは、「二重になる線分ができないように張り巡らせ」ですね。言い換えると、どの図形においても、「二度同じ辺を通ってはいけない」ということ。つまり、「一筆書き」できる図形を探しなさい、という問題です。
では復習、一筆書きできる図形の条件は何だったでしょうか?二つありましたね\_(・ω・`)ココ重要!
《一筆書きの条件》
奇点とは、奇数本線が集まってできている点のことです。
また、偶点とは、偶数本線が集まってできている点のことです。
この二つの条件のうち、どちらかを満たしているとき、一筆書きができる図形であるといえます。気になる人はなぞってみてね。
では、この条件を1~5の選択肢に当てはめてみるとどうなるでしょうか。
上の図に記入した交点における線の数を調べた結果、一筆書きできる図形は、1、4、5であることが分かりました。
えー(*´・д・)(・д・`*)えー
という声が聞こえてきそうですね笑そうです、まだこれでは解答できたことになりません。実はこの問題、もう一つ大事な要素が隠されているんです。分かりますか?もう一度問題文をよく読んでみましょう!ヒントが隠されています。
答え合わせです!ズバリ、その要素とは、「一本の輪ゴム」です。気付きましたか?輪ゴムってどんなものだったか、その特徴をあげるとたくさんありますが、今回の解答に繋がる特徴は、「輪になっている=始点と終点が一致する」です。
一筆書きできる条件のうち、すべて偶点の図形では、どこから書き始めても必ず書き始めた点=始点に戻ってきます。奇点が2つの場合はどちらか一方が始点で、残った方が終点になります。
整理しましょう٩(ˊᗜˋ*)و 問題文から分かるヒントは2つ、①一筆書きできること、②始点と終点が一致すること。この2つを満たす図形は、、、
正解は4です。いかがでしたか?
図形の問題は、頭で組み立てたり、手でなぞったり、書いてみたり様々な方法で解答することができます。ですが、解法を多く知っていることで解答時間の短縮に繋がり、自分で出した解答に自信を持つことができます。
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東京アカデミー高松校 担当:森