東京アカデミー横浜校
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こんにちは。東京アカデミー横浜校の吉田です。
4月も終わりに近づき、いよいよ本試験も間近に迫ってきましたね。
本試験では1次試験の際に、筆記試験+論作文試験を実施する自治体も多いかと思います。
本日は、横浜市の過去の論作文の課題を見つつ、今年度の出題について予想してみました!
2019年度の試験までは、専門時事論文を実施。
→2020年度より、一般論文に変更。
専門時事論文は、名前の通り7つの専門科目について課題があり、その中から1つ科目を選んで解答するというものでした。しかし、2020年度から筆記試験を含め、試験内容の変更があり、論文も「一般論文」へと変更になりました。
それでは、過去2年分の論文課題を見てみましょう!
【2020年】
次の2つの資料から、横浜市において「住みたい」「住み続けたい」まちを実現していくために、あなたが重要と考える横浜市の課題及びその背景を簡潔に述べなさい。
また、課題に対して横浜市が進めるべき具体的な取り組み及びその効果を述べなさい。
<資料1>地域別に見た横浜市の転入・転出者数
<資料2>満足している公共サービスと今後、充実するべきだと思う公共サービス
※「令和元年横浜市民意識調査」、「横浜市中期4か年計画2018~2021」より作成の資料。
【2021年】
新しい性格様式が浸透しつつある中で、次の2つの資料から、横浜市の持続的な成長・発展を実現するために、あなたが重要と考える横浜市の課題及びその背景を簡潔に述べなさい。
また、課題に対して横浜市が進めるべき具体的な取組及びその効果を述べなさい。
<資料1>生活を取り巻く環境の変化への期待・不安について
<資料2>最も使う情報端末について
※「令和2年横浜市民意識調査」、「令和2年横浜市の広報に関するアンケート調査結果報告書」より作成の資料。
2020年 横浜市において「住みたい」「住み続けたい」まちを実現
2021年 横浜市の持続的な成長・発展を実現
上記それぞれのワードが、横浜市長からの「所信表明」の中に記載があるものでした!
これは、所信表明の内容をしっかりと確認しておけば、今年度の論文試験のヒントになるかもしれません!!
というわけで、所信表明の内容から気になるワードをピックアップしてみました!
★誰もが自分らしさを発揮し、いきいきと安心して暮らせる街(山中市長が目指す横浜市の姿だそうです!)
→子育てしやすい街、健康長寿の街、女性・障害のある方が活躍できる街
★再生可能エネルギーの活用(脱炭素政策)
★デジタル化のさらなる推進
★事業者の皆さまから選ばれる横浜市を創っていく
→企業誘致や産学官のオープンイノベーションの積極的な推進
★自然災害への意識、取り組み
等々、参考にしてみてください!所信表明を読み進めていくと他にも気になるワードが見つかると思います!
令和3年度版の「横浜市市民意識調査」も出ていますのでぜひチェックしてみてください!
また、2020年、2021年は、資料を読み取ったうえで、横浜市の課題及び背景を簡潔に述べ、それに対する具体的な取組と効果も述べる必要がありました(上記論文課題、青字部分)。横浜市の特徴や取り組み、現状についても事前に調べておけると良いのではないでしょうか。