東京アカデミー岡山校
ブログ
みなさんこんにちは。公務員試験の予備校、東京アカデミー岡山校の石迫です。
地方公務員A日程試験まで残り1ヶ月あまりとなりました。このブログでは教養試験の社会時事について出題予想をしています。
今日ご紹介したいのは、アフガニスタンに関することです。ウクライナ情勢が毎日報道されている中、意外に思われるかもしれませんが、私なりの根拠を挙げてみますと、
2021年6月(昨年のA日程岡山県、岡山市など)
⇒アメリカ大統領選挙(2020年11月 共和党トランプ氏と民主党バイデン氏の争い) イギリスのEU離脱(国民投票は2016年だが手続きは2020年末にようやく完了) が出題
2022年6月(今年のA日程岡山県、岡山市など)
⇒作問スケジュールを考えた時、6月を起点に半年~1年前には何が注目されていたか?
思い当たる1つはアフガニスタンからのアメリカ軍完全撤退(2021年8月末)です。
ここで気を付けたいのは、アメリカ軍の完全撤退とタリバン支配の復活だけ押さえればよいわけではないということです。ニュースの知識と教科書の知識両方に気を付けなければ正解までは行けません。
例えば、2011年ウサマ・ビン・ラーデン氏の殺害(オバマ政権下)、2001年のアメリカ同時多発テロ(ブッシュ政権下)、もっと遡れば、1979年ソ連のアフガニスタン侵攻など、世界史の範疇に入る教科書知識まで拡げて把握しておく必要があります。作問者は起点となるきっかけを探し、そこを起点に問題を構想し、選択肢を作っていくものです。
地方公務員試験は問題公表されていません。昨年の出題実績は全国の東京アカデミー受験生からの聞き取りに基づきます。
東京アカデミーの生講義では、時事問題について「公務員試験で出るとしたらどこがどのうように問われるか」考えながら授業をしていきます。
(重要度 筆記試験A 面接/論作文/討論C)