東京アカデミー鹿児島校
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皆さんこんにちは、東京アカデミー鹿児島校です
本日は4月21日のブログに引き続き、看護師国家試験に出題される計算問題についてお話ししたいと思います。
下記は第111回看護師国家試験で実際に出題された計算問題です。ぜひ皆さんも一緒に解いてみてください。
100mg/5mLと表記された注射薬を75mg与薬するのに必要な薬液量を求めよ。
ただし、小数点以下第2位を四捨五入すること。(正答率90.5%)
薬液量の問題は比で解きます💡
求める薬液量をXとすると → 100:5=75:X
比の計算は内側と内側、外側と外側を掛け算します。 → 100X=375 → X=3.75となり
四捨五入するとX=3.8(mL)となります。
出生体重3,100gの新生児。日齢3の体重は3,000gである。このときの体重減少率を求めよ。
ただし、小数点以下第2位を四捨五入すること。(正答率75.6%)
体重減少率とは減少した体重が元の体重の何パーセントかという意味です。
体重減少率(%)は、以下の計算式で求められます。
体重減少率=(出生体重−現体重)÷出生体重×100
(3,100−3,000)÷3,100×100
=100÷3,100×100 =3.225…
四捨五入すると体重減少率は3.2(%)となります。
計算問題は、第107回まで2問、第108回から第110回までは1問と減り、
第111回は2問の出題に戻りました。今後も2問出題される可能性が高いです。
計算問題は基本計算を押さえれば難しくないので、確実に点数を取れるようにしていきましょう
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