東京アカデミー函館教室
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北海道・札幌市教員採用を目指す皆さん、こんにちは。札幌校教員採用チームの高久です。
教員採用試験対策についてご質問やご相談がございましたら、011-726-3050までお電話下さい。
テレビやニュース、新聞で目にしない日が無い「SDGs」について、教員採用試験の2次試験において問われた際の「回答の考え方」を少しお伝えしたいと思います。
なお「SDGs」は1次試験でも必ず絡めた出題がされるはずです。改めて確認しておきましょう。
今さらですが、まず「SDGs」とは?から再確認です。
「SDGs」とは、Sustainable Development Goalsの略で、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標として、2015年9月の国連サミットにて加盟国の全会一致で採択されました。
発展途上国のみならず先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)な目標であり、日本としても積極的に取り組んでいます。
国際目標は17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。
以下が17の国際目標です。
1.貧困をなくそう / 2.飢餓をゼロに / 3.すべての人に健康と福祉を / 4.質の高い教育をみんなに / 5.ジェンダー平等を実現しよう / 6.安全な水とトイレを世界中に / 7.エネルギーをみんなに、そしてクリーンに / 8.働きがいも経済成長も / 9.産業と技術革新の基盤をつくろう / 10.人や国の不平等をなくそう / 11.住み続けられるまちづくりを / 12.つくる責任、つかう責任 / 13.気候変動に具体的な対策を / 14.海の豊かさを守ろう / 15.陸の豊かさも守ろう / 16.平和と公正をすべての人に / 17.パートナーシップで目標を達成しよう
日本政府は総理大臣を本部長としてSDGs推進本部を2016年5月に設置し、年2回のペースで本会合を開催しています。
また、2018年からはSDGsを原動力とした地方創生を推進するため、優れたSDGsの取組を提案する都市・地域として「SDGs未来都市」を選定しています。
2021年度時点で124都市(125自治体)、北海道内だけでも5都市が選定されており、北海道希望の方はいずれかの都市で教壇に立つかも知れませんね。
1~17全て大事な国際目標です。最近は「SDGs」への関心は明らかに上がっており、企業や自治体も様々な「SDGs」取組度合いにより評価される時代です。
例えば「この企業は~~な取り組みをしているからこの企業の商品を購入しよう」とか「この自治体は~~な取り組みをしているから移住先候補にしよう」などです。
全て魅力的な目標ですが、範囲が多岐に渡りすぎて「こんなに理解できるだろうか…」と迷いますよね。
そのような状況で教員採用2次試験時に「あなたは『SDGs』の取り組みをどう考えますか?」とザックリ質問されたらどう回答しますか?
全てを答えようと思わず、絞り込んで回答しましょう。
まず「私個人としては~~の目標に関心があります。理由は~~だからです。日頃から~~という取り組みをしています。」で1つ。
続けて「子どもたちには幅広く興味を抱かせる努力をします。例えば~~の目標については~~というゴール(Goal)があることを示してあげると、興味を抱いてもらえるはずです」で2つ。
それ以上はさらに深堀して質問されたらさらに回答する、で良いですよ。
北海道・札幌市・他全国自治体はその自治体ごとの特性を活かしたSDGs取り組みを行っています。
教育委員会のHPだけでなく、必ず「各自治体 行政」のHPに目を通して下さい。
あなたの回答方向はその自治体が目指している方向とリンクさせるのが大前提ですよ。
東京アカデミー函館校では、2次検査対策として【直前人物対策コース】を対面で開講いたします。
■内容
・個別面接講義 1 回
・教科等指導法講義 1 回
・教育時事講義 2 回
・個別面接練習 1 回(1 時間)※個別面接練習は 1 回 1 時間の中で面接Ⅰ・Ⅱを行います。
ただし、個別面接指導には対応可能上限人数がございます。
定員になり次第受付終了となりますのでご了承下さい。