【教員採用試験】中学校の休日の部活動を25年度までに地域へ移行へ（教員の働き方改革）

こんにちは、教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー難波校の教員採用担当です。

学校現場の「働き方改革」を進めるためにスポーツ庁が主導する、公立中学校の休日の部活動を地域に移行するための課題を検討する6回目の有識者会議が4/26に開催されました。

運動部活動の地域移行に関する検討会議（第６回）配布資料（スポーツ庁HP）

（また初めての会合に関する内容については2021.10.9の大阪校ブログもご覧ください。）

この中では、これまでの議論を踏まえて、

・休日の部活動を実施するための受け皿は、地域のスポーツクラブや民間事業者の他、保護者会なども想定し、指導者の確保に向けては、資格取得や研修の実施を促し、企業やクラブチームと連携している例を参考にすべき

・大会の在り方については、生徒などの負担が過度にならないように、全国大会は適正な回数にすべきで、自分のペースでスポーツに親しむ生徒が成果を発表する場も必要である

といった提言の案が示されました。

そのうえで、2023年～２０２５年度の３年間を「改革集中期間」に位置付け、すべての都道府県で推進計画を策定し、その後は平日の部活動の地域移行もする維新する必要がある、としています。

有識者会議は、５月にも目標達成のための提言をまとめる方針です。

今後の面接対策では、こういった内容を踏まえた回答が必要になりますのでご注意ください。