東京アカデミー難波教室
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こんにちは、東京アカデミー難波校の国家試験担当です。
第111回看護師国家試験、午後問題77番では、過去問題を繰り返し解いただけでは得点をすることが難しく、基礎のあやふやさを浮き彫りにするような問題が出題されました。
人体の構造と機能
※正答率は東京アカデミー自己採点会集計結果による数値です。
※東京アカデミー難波校担当講師による見解です。見解が異なる場合もあると思われます。ご了承ください。
第111回午後77 正答率45.8% 肩峰があるのはどれか。 (14.1%)1. 鎖骨 (1.4%)2. 胸骨柄 (45.8%)3. 肩甲棘 (29.9%)4. 上腕骨 (8.6%)5. 烏口突起 |
基礎看護学では、筋肉注射は「肩峰の3横指下に行う」と学習する。
肩峰は、肩甲棘の外側先端部分の突起部分のことであるが、そもそも具体的な解剖は?どこにあるのか?と問われると理解しておらず、選択肢4.の上腕骨(29.9%)や、1.の鎖骨(14.1%)と答えた受験生がみられました。(正答 3)
出題された用語は見たことがあるし学習もしているはずですが、上記のように解剖生理をしっかり理解してないと間違ってしまうかもしれません。
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