東京アカデミー難波教室
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こんにちは、東京アカデミー難波校の国家試験担当です。
午前問題86番のようにヘモグロビンAlc<HbAlc〉とグリコアルブミンの違いを問うなど、例年機序を問う良問が多く、今後の国試を受験する受験生が、過去問題として学習する際にとても勉強になる問題が多くあります。
過去問を解いて、誤りになった選択肢の周辺知識をしっかり学習することが大切です。
疾病の成り立ちと回復の促進
※正答率は東京アカデミー自己採点会集計による数値です。
※東京アカデミー難波校担当講師による見解です。見解が異なる場合もあると思われます。ご了承ください。
第111回国試午前86 正答率29.9% ヘモグロビンAlc<HbAlc〉について正しいのはどれか。2つ選べ。 (14.0%)1. 測定値の上限は10% である。 (36.5%)2. 赤血球の寿命によって測定値は変動する。 (37.3%)3. 過去1、2週間の血糖値管理の指標である。 (21.2%)4. グリコアルブミンより短期間の血糖値管理の指標である。 (87.0%)5. ヘモグロビンにブドウ糖が結合した糖化蛋白質のことである。 |
1. ×
ヘモグロビンAlc<HbAlc〉は、ヘモグロビンとブドウ糖が結合したもので、1~2か月前の血糖コントロールを反映する。正常値は、4.3~5.8%である。
2. 5.
○
3. 4.
× グリコアルブミンは、アルブミンとブドウ糖が結合したもので、1~2週間前の血糖コントロールを反映する。正常値は、11%~16%である。
正答 2・5
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