東京アカデミー松山校
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みなさんこんにちは!
公務員試験対策の予備校 東京アカデミー松山校の毛利です。
みなさんゴールデンウィークはリフレッシュできたでしょうか。
高校生のみなさんは修学旅行の時期ですね。コロナ禍でさまざまな活動が制限された分、
感染に気を付けながらも存分に楽しみ、学んできてほしいと思います。
さて、今回は2022年の時事問題予想シリーズとして「ヤングケアラー」を取り上げます。
日本では定義が確立されておらず、一般には「本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話、介護などを日常的に行っている子ども」とされています。
まだまだ社会的な認知がされていない部分もあり、家族の世話や介護に忙殺されることで、子どもが本来受けるべき教育を受けられなかったり、同世代との人間関係を満足に構築出来ないといった社会問題が発生しています。
公務員試験ではどのような出題されているのでしょうか。
下記は2020年度に堺市(社会福祉)の作文試験で実際に出題されたテーマです。60分/800字程度
「引きこもりや自殺、DV、虐待、孤立死等、社会的に取り残される人たちの問題が深刻化し、生活困窮者世帯の増加等も見られる。社会的に弱い立場にある人の人権を守り、誰もが住み慣れた地域で安心して暮らし続けることが可能な社会を創るために、行政的な観点から果たすべき役割や取組について、あなたの考えを8 0 0 字程度で述べなさい」
直接的にヤングケアラー問題についての考えを述べるテーマではありませんが、
「社会的に取り残される人たち」の中にヤングケアラーも含まれると考えて、述べることもできます。
公務員として日頃から社会問題にアンテナをはり、行政職や福祉職としてどのような支援ができるのかを考えていくことが大切です。
今後、作文や集団討論、面接等で問われる可能性の高い内容です。
愛媛県や松山市ほか愛媛県内自治体の事務職を受験するみなさんは、志望する自治体がヤングケアラーの問題にどのように取り組んでいるのかは調べておきましょう!
夜間部5月生 5月16日(月)受講開始 5/16(月)はzoomにてオリエンテーションを行います。