東京アカデミー静岡校
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こんにちは。
東京アカデミー静岡校の浅山です。
👉前回のブログ👈では、感染症に関するお話をさせていただきました。まだ読んでいない方は、是非前回のブログも読んでください。
👉2021/12/12のブログ👈でもご紹介しておりますが、日本における死因順位は、ここ数年「悪性新生物(悪性腫瘍)」が第1位を占めています。
しかし、医療の進歩やがん研究による診断に伴って、5年相対生存率が格段に上がってきているのです。
※国立がん研究センターがん統計より、「最新がん統計のまとめ」を参照
こういった時代背景も、看護師国家試験の新出題基準にはしっかり反映されています。照らし合わせながら、ひとつずつ押さえていきましょう!
まず、成人看護学の大項目8.がん患者と家族への看護の部分を見ていきましょう。
小項目に「社会的苦痛」「免疫療法と看護」「就労継続・環境の調整」「がんサバイバー・がんサバイバーシップ」など、旧出題基準にはなかった言葉が追加されていることが分かります。
特に、がんサバイバー・がんサバイバーシップは、ここ数年で皆様も耳にする機会が多いのではないでしょうか?
がんサバイバーとは がんサバイバーシップとは |
今までは「がんの治療をすること」に意識が向いていたのですが、時代とともに考え方も変化してきている、ということですね。
また、中項目D.で新たに追加された「がん患者の家族の特徴と看護」から、状況設定問題などで家族支援に関する問題が狙われる可能性も考えられます。
疾病の成り立ちと回復の促進の小項目において、新たに「がん検診」という言葉が追加されました。
コロナ渦でがん検診へ出向くのを控えていた方々が、久しぶりにがん検診をしたところがんが発覚した…というケースが近年増加しています。
臨床の場でもこのようなケースは多く考えられるので、臨床でどう患者さんと向き合っていくのかという視点でも学ぶことができると良いですね。
過去の問題であまり取り上げられることがなかったため、ここ数年で狙われやすい部分であるとも言えるでしょう。
保健師国家試験の模擬試験からの問題ですが、新出題基準により看護師国家試験でも狙われやすい問題です。ぜひ解いてみましょう!
【第105回保健師国家試験対策模試 午前39】 市町村の行っているがん検診の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。 1 .乳がん ───── 40歳以上 ───── 2年に1回 2 .大腸がん ──── 30歳以上 ───── 1年に1回 3 .胃がん ───── 30歳以上 ───── 2年に1回 4 .肺がん ───── 50歳以上 ───── 2年に1回 5 .子宮頸がん ─── 20歳以上 ───── 2年に1回 |
答えである「5.子宮頸がん」は、昨今ワクチンの副反応も話題となりました。予防接種の観点からも、出題される可能性は大いに考えられるでしょう。
次回のブログでも、新出題基準から変更された部分を徹底分析いたします! 引き続き更新をお楽しみに♪
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【通学/対面】週1コース(静岡校):東京アカデミー静岡校に週1回通学し受講するコースです。
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【Zoom】新出題基準対策チャンネル:第112回看護師国家試験に対応した新出題基準に特化した講座となります。
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