東京アカデミー難波教室
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こんにちは、教員採用試験の予備校、東京アカデミー難波校の教員採用担当です。
5月も半ばとなり、刻一刻と本試験が近づいてきました。
受験生の皆さんにとって、筆記試験以上に頭を悩ませているのが、面接対策ではないでしょうか。
そこて今回は 「教員 志望動機」の考え方についてのポイントをご紹介します。
志望動機の重要性
面接試験の中では、この「志望動機」は比較的はじめの方に聞かれることが多くなります。
(まずは志望動機を聞かせてください、や志望動機を含めて自己PRしてください、など)
つまり、この「はっきりとした志望動機」をしっかりと面接官に伝えることがその面接の出来を左右することにもなり、「あいまいな志望動機」では面接官が持つ心証も悪くなってしまいます。
志望動機の3つのポイント
教員採用試験においての「志望動機」とは、
の3つを意味します。
面接官に「志望動機」を聞かれた際に必要なのはこの3つの「なぜ」に答えることです。
なぜ教員という職業を志望するのか
教員を志望されている皆さんの理由はそれぞれだと思います。
こうでなければならない、という志望動機はありませんが、その一方、残念な回答をしてしまう方も多くいらっしゃいます。
それは、
・子どもが好きだから
・これまでに出会った〇〇先生のような素晴らしい先生になりたいから
・両親や家族が教員だから
といった内容です。上記は決して間違いではありませんし、面接の中でこのように答えることもでてきます。
しかし。これはあくまでも「きっかけ」であり、同様の経験をしても教員を志望していない方も多くいらっしゃるはずです。
こうした「きっかけ」をもとにして
「なぜあなたは教員を志望したのか」
⇒「教員の仕事のどこに魅力・やりがい・意義を感じて、どのような教員になりたいのか」
というこれからの目標や理想、取り組みたいことを具体的に答えることが、「あなた自身の志望動機」になっていくわけです。
つまり、志望動機を聞かせてくださいという質問に対しては、
まずは、「教員として子どもたちに何を伝えたいのか、どのような力をつけさせたいのか、何を学んでほしいのか」
を始めに明確に述べ、前述の「きっかけ」などの中から、なぜそう思うようになったのか、そう感じたのかということを述べると説得力のある「志望動機」になっていきます。
残念な回答といったのは、この「きっかけ」を言うことだけに終始してしまい、例えば「これまでに出会った〇〇先生」の素晴らしいところだけを述べて、結局、〇〇先生を面接官にアピールしただけで、自分自身がどのような教員になりたいのかを述べられない場合のことです。
ですので、志望動機を考える際は、まずはきっかけを振り返ってみた上で、「どのような教師になりたいのか」を面接官にしっかりと伝えられるようにしていくことが大切です。
よく例文が書いてあるサイトなどもありますが、あくまでも参考程度にして、決して丸写しないようにしないと後々矛盾がでてきてしまいますよ。
ポイント2.3の「校種・科目」、「自治体の志望動機」は次回のブログでご紹介します。
東京アカデミー難波校の教員採用試験対策講座
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