東京アカデミー京都校
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皆さん、こんにちは。
先週に続き、今週も「出題基準」のお話です。
「『出題基準をチェックしよう』と言いますが・・85ページもありますよ!?」
こんな戸惑いのお声をいただきました。
・・そうなんです。お一人で全てチェックするのは、正直ちょっと量が多いのです。(;^_^A
そこで、まずは「必修問題」をチェックしてみましょう!10ページほどになります。
「必修問題」のように単純想起型の問題には、「小項目」のチェックがオススメなんです!
例えば、次の問題をみてください。
(第110回国家試験午前問題 №1 )
労働力調査による労働力人口の令和元年(2019年)平均に最も近いのはどれか。
➀4,800万人
➁5,800万人
③6,800万人
④7,800万人
正解は③。東アカの自己採点会では正答率48.9%でした。
受験生の半分以上が間違えた問題・・。でも、そんなに難しい問題でしょうか?
・・実は、この問題は「出題基準」をチェックしていれば解けた問題なんです。
■必修問題「出題基準」
目標Ⅰ.健康および看護における社会的・倫理的側面について基本的な知識を問う
⇓
(大項目)1.健康の定義と理解
⇓
(中項目/出題範囲)B.健康に関する指標
⇓
(小項目/キーワード)
a 総人口
b年齢別人口
c労働人口
c労働人口!そのまま問題になっていますね!
「小項目」をチェックすることの重要性、わかっていただけますでしょうか。
必修問題の小項目に掲載された用語や疾患、症状、数値など、空き時間にぜひチェックしてみてください。
また、過去問を出題基準と照合し、国家試験でよく出題されるキーワード・分野がわかれば、重点的に
「理解・整理・記憶」することも可能です。
東アカの夏期集中講座受講特典「傾向と対策」には、科目毎に過去3年間の出題内容を出題基準と問題番号を
対比させたデータを掲載します。どの分野が頻出なのか一目瞭然です。ぜひ、ご活用ください!