東京アカデミー立川教室
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こんにちは!公務員試験対策の予備校=東京アカデミーの松尾です。大卒公務員の方は順次1次試験が始まってきました。
高卒程度の方もあと約4か月後に1次試験が始まります。少しずつ試験に向けての体制を整える時期に入っていくことをおすすめいたします。
さて、毎週月曜日にご案内しております、高卒公務員試験の科目別分析と傾向ですが、今回は「社会科学分野の“社会”」についてです。
『社会』と聞きますと一見なじみがない科目や範囲が不明瞭に見える科目かと思いますが、内容を見ていただければ、なるほど!と感じる科目でもあります。
「社会科学(社会)」の分野ですが、主に環境問題や人口問題のほか、社会常識を問うような時事的な問題も課されることがあります。
それではここからは、各試験で出やすい分野をご紹介しましょう。
「地球環境問題」「人口問題」「労働問題」は、いずれかの試験で確実に毎年出題されています。
○国家一般職…1問出題。
「地球環境問題」や「現代社会」に関して出題されています。2021年の試験では「情報社会」に関する出題でした。
○地方初級…9月第3週実施分は4問、第4週実施分は3問出題。
9月第3週実施分では、直近の3 年間(2019~2021実施)は「地球環境問題」「人口問題」から出題、9月第4週実施分は「社会保障」「地球環境問題」から出題されています。
○裁判所職員一般職…2問出題。
主に一般時事問題からの出題が目立ちます。2021年の試験では、「イギリス情勢」に関する問題、「2020年の宇宙開発」に関する時事問題から出題されました。
○海上保安学校学生…1問出題。
「地球環境問題」「人口問題」から出題されています。一方で直近3年間では時事問題からの出題はありません。
○警視庁警察官…3問出題。
主に「時事問題」から出題されています。2021年の試験では、「2024年パリ五輪の追加種目」「2021年4月改正のプロバイダ責任制限法」「北海道・北東北の世界遺産」に関する問題が出題されました。
○東京消防庁消防官…2問出題。
「時事問題」が毎年出題されています。2021年の試験では、「コロナ対策に関する政策」「民族問題・独立問題」に関する問題が出題されました。
最後に全体の対策としまして、『社会』については、政治・経済を含め総合的な現代社会に関する問題や時事問題からの出題が目立ちますので、一般時事に興味関心を持っていただきつつ、日ごろから一般時事を見るだけでなく、周囲の友人・知人や親御さんでも構いませんので、その時事について話し合ってみることをおすすめしたいと存じます。
毎日、新聞を隅から隅まで読んでみることやニュースを1日1回決まった時間に見るのもよい対策にはなりますが、さすがに試験勉強をやりながらでは非効率な方法です。そこで、東京アカデミーでは、毎年「時事データブック」という受講生限定教材を発刊しております。
※画像は昨年版のテキストとなります。
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