東京アカデミー松山校
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公務員の予備校、東京アカデミー松山校のくにかねです。
突然ですが、
2021年の日本出身のノーベル賞受賞者を言えますか?
眞鍋叔郎氏ですね。
アメリカ国籍ですが出身は愛媛県四国中央市。
50年以上前から地球温暖化の影響を予測していたのですから
本当に先見の明を持っている方なのだと思います。
愛媛県出身で日本にゆかりのある人だから試験に出題されるのは分かる。
でも、
「ノーベル賞が公務員試験にどう出題されるのだろうか?」
「どこまで勉強したらいいのか分からない」
と思っていませんか?
この記事を読んで少しでも情報を整理してみましょう。
今回のノーベル物理学賞を受賞した理由は
「地球温暖化の予測のための気候変動モデルの開発」
実はこの気象や気候に関する研究がノーベル賞を取るのは初めてなんです。
環境問題に世界中が取り組む中、評価されるべき研究だというわけですね。
この物理学賞には、米プリンストン大学眞鍋叔郎氏のほか、
独マックスプランク研究所のクラウス・ハッセルマン氏、
伊ローマ・ラ・サピエンツァ大学のジョルジオ・パリージ氏の2名が受賞しています。
もう一つ、公務員試験に狙われるだろうノーベル賞があります。
平和賞です。
受賞者はロシアのドミトリー・ムラトフ氏とフィリピンのマリア・レッサ氏
特にロシアのドミトリー氏の受賞は狙われる可能性大です。
なぜなら、自国の大統領に対し表現の自由をめぐって報道を行っているからなのです。
マリア氏もドミトリー氏と同様、表現の自由のために戦うジャーナリストですので覚えておきましょう。
ノーベル賞関連の知識では、ノーベル賞はいくつあって
2021年はどんな理由で授与されたのか整理しましょう。
ノーベル賞は全部で6つで、毎年各分野ごとに3名までが受賞されます。
ノーベル賞の名前と、2021年の授賞理由を整理すると、こうです。
医学生理学賞:アメリカ2名、熱などを感じる仕組みの研究
物理学賞:ドイツイタリア2名と真鍋叔郎氏、地球温暖化の予測のための気候変動モデルの開発
化学賞:アメリカドイツ2名、不斉有機触媒の開発
文学賞:タンザニアのアブドゥルラザク・グルナ氏
平和賞:ロシアフィリピン2名、自国の大統領に対する報道
経済学賞:アメリカ3名、労働経済学の実証分析と計量経済学の方法論への貢献
ノーベル賞一つとってもその対策は膨大です。
それでも最低限常識として知っておかなければいけないことを抑えていく。
今年の受賞内容はもちろん、余裕があれば
日本出身者の受賞者一覧を眺めておきましょう。
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