東京アカデミー津田沼校
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皆さん、こんにちは。津田沼校国試担当の野島です。
第37回の管理栄養士国試(2023年実施)を受験予定の皆さま、第36回の国家試験問題は確認していますか?
本日は、「人体の構造と機能および疾病の成り立ち」分野の問題を取り上げます。
第36回では、新型コロナウィルス関係において、名称そのものを使った出題はありませんでしたが、この「人体・疾病」分野において、PCR法の原理がワクチンとして使用されるmRNAの基本事項を問うもの、また免疫・感染症に関する問題が複数問出題されました。その中の2問をご紹介します。
◆第36回午前問題19
ヒトのmRNAに関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
(1)核小体で生成される。
(2)チミンを含む。
(3)コドンをもつ。
(4)プロモーター領域をもつ。
(5)mRNAの遺伝情報は、核内で翻訳される。 正答:(3) 《東京アカデミー自己採点会参加者の正答率44.9%》
◆第36回午前問題42
感染症に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
(1)日和見感染とは、感染しても発症しないことである。
(2)潜伏期とは、発症してから治療するまでの期間である。
(3)ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)法は、病原体由来のDNAを検出する。
(4)垂直感染とは、病原体が輸血によって伝播する感染様式である。
(5)耐性菌とは、薬物に対して感受性をもつ細菌である。 正答:(3)《東京アカデミー自己採点会参加者の正答率79.6%》
このように、現在の社会状況などが反映された問題も出題されます。
国家試験対策をしていく中で、常に世の中への動きに関心を持つことが大事ですね。
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