東京アカデミー青森校
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青森県教員採用試験対策の予備校=東京アカデミー教採担当の佐井です。
本日(5/15)の自治体別模試(青森県型)の会場受験お疲れ様でした。
事前にご自宅や大学内で受験された方もいらっしゃるかと思いますが、今回の自治体別模試は、これまでの青森県の出題傾向を分析し、全国の出題を参考にしながら、今年の青森県の出題を予測して作成したものになります。
模試の復習はもちろん、取り上げた答申、通知のその他の内容も復習しておきましょう。
さて、青森県教員採用1次試験まで残り約2ヵ月です。
これから本試験までの間、何をしなければならないかをアドバイスしますので、参考にしてみてください。
教育時事の学習について
2021年夏の青森県教員採用試験では、教育時事からの出題がなく、教育原理は、学習指導要領総則から2題、生徒指導提要から1題の出題で、昨年度の教育時事の目玉であった「令和の日本型学校教育」の構築を目指して(2021年1月答申)及びGIGAスクール構想・ICT関連からの出題がありませんでした。
「令和の日本型学校教育」の構築を目指して(答申)から、昨年度は、北海道・札幌市、岩手、山形、秋田など全国23の自治体(政令指定都市もカウント)で出題されており、今年の青森県での出題の可能性が最も高いものと思われます。
また、「GIGAスクール構想について」は、学校慣例以外でも大きく話題となった計画であり、昨年度は、滋賀、奈良、和歌山、福岡県・福岡市・北九州市の6自治体で出題されました。
青森県でも今年、GIGAスクール構想の出題も見込まれます。
その他、昨年度は全国で以下の教育時事からの出題がありました。
・教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン(令和3年5月改定):沖縄
・学習者用デジタル教科書について(令和3年3月改定):兵庫
・新時代の学びを支える先端技術活用推進方策(令和元年6月):大分
・小学校プログラミング教育の手引(令和2年2月):千葉
・教育の情報化に関する手引(令和2年6月追補):北海道・札幌、群馬、新潟県・新潟市、神戸、奈良、岡山県、岡山市、長崎、熊本市、大分
・学校における携帯電話の取り扱い等について(令和2年7月):福岡県・福岡市・北九州市
・学校教育の情報化の推進に関する法律(令和元年6月):長野
2022年度以降に発出された、「第3次学校安全の推進に関する計画の策定について」(2022年2月、同3月25日閣議決定)や「生徒指導提要改訂試案 」(2022.3.29)など、最新の教育時事は青森県での出題の可能性は低いものの、2次口述試験では、ライバルと差をつけるためにもこの内容を踏まえた発言ができるよう、概要とポイントは調べておくとよいかと思います。
教養試験免除の方も、これらの教育時事は、口述試験での話題にもなる場合や、時事を踏まえた発話という点から準備した方が良いと思われます。
東京アカデミーの「直前ゼミ」で最終調整が取れます!
青森校では、以下の日程で「直前ゼミ」を開講し、「ここが狙われる」「覚えてすぐ試験」をテーマに青森県の予想問題を演習します。
出題が予想される項目、資料、論点について、すでに正式発表されたもの、現在、審議中で試験までに正式発表予定のものも併せて、出題予測の高いものを取り上げます。
教室対面・Zoomオンラインから選択して受講可能ですので、遠方の方でのご参加いただけます。
【教職教養開講日】6/19(日)・6/26(日)・7/3(日)
【一般教養開講日】6/25(土)・7/2(土)
直前ゼミの詳細はコチラをクリックしてご覧ください。
今年の青森県の採用予定数は、
小学校教諭が約130人(昨年約110人)
中学校教諭が約80人(昨年約65人)
高等学校教諭が約40人(昨年約30人)
特別支援学校教諭が約40人(昨年約40人)
養護教諭が約5人(昨年約10人)
栄養教諭が若干面(昨年若干名)
で、養護教諭以外は採用予定数が同等もしくは増加しております。
採用予定数が増加し、受験者も年々減少しているため、今年も小学校の倍率はかなり低くなるものと予測されます。また、2次試験では模擬授業から集団討論に変更となりました。
新しい試験内容への対策を取ることで、より確実な合格につながります。
小学校以外の校種・科目では、倍率はやはり高いものとなりますが、養護教諭以外は昨年よりも採用数が多く、昨年度あと一歩と思われる方は、チャンスととらえ、万全年対策で本番に臨みましょう。