東京アカデミー大阪校
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こんにちは。
東京アカデミー大阪校の教員採用試験担当の各務(かがみ)です。
大阪の1次教養試験まで、残り40日程と迫ってきました。
今日は、最近お電話等でご相談の多い、「1次教養試験で合格点を超える戦略」についてお話します。
大阪の1次教養試験の得点は、
①教養試験単体の得点での足切り
大阪府は教養試験のみで足切り(下回っていると、以降の選考に進めない)があり、
堺市では合格基準点(下回っていると、面接の得点が良くても不合格)があります。
②面接試験の得点と合わせて、1次試験(大阪府は2次試験)の合否判定
この2回のタイミングで使用されます。
つまり、①に足切りギリギリで通った場合は、②の面接試験で高得点を取らないと、1次試験は突破できません。
皆さんの目標は、もちろん最終合格だと思います。
そのため、1次教養試験の”合格点”は、1次試験での合格者平均点と考えて、戦略を立てていきましょう!
"合格者が何点取っているのか"を指標にして、見てみましょう!
2021年夏の試験データを基にして考えてみます。
※試験の難易度や倍率により、ボーダーラインは変わりますので、参考程度に見てくださいね。
1問5点×30問=150点満点中
合格者の平均点は、校種・教科により77点~123点となっています。
校種・教科により大きく異なりますが、例を挙げます。
・小学校 100点
・中学校 77点(美術)~107点(社会)
・高校 86点(工業・電気)~123点(化学)
・養護教諭 114点
※平均点は、加点を含む点数。
小学校であれば7割、倍率が高い(もしくは少人数募集)校種・教科であれば、8割が目安になるかと思います。
※社会科、保健体育科、高校各教科、養護教諭、栄養教諭は例年合格者平均点が高い傾向があります。
合格者平均点等は非公表のため不明ですが、倍率等を考えると、上記の自治体と似通っていると考えられます。
校種・教科により、7割~8割を取れるように対策が必要になります。
自治体、校種、教科により違いはありますが、8割とることができれば、ある程度安心できることが分かります。
8割というと難しそうに感じますが、30問中24問でよいので、逆に考えれば、6問までは間違うことができます。
大阪の問題は、比較的易しい問題と難しい問題の両方がでるので、無理に全問正解しようとするのではなく、
易しい問題や得意分野で、確実に得点していくための戦略が必要です。
今後のブログでも少しずつ紹介していきますのでお楽しみに♪
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