東京アカデミー難波教室
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こんにちは、東京アカデミー難波校の国家試験担当です。
成人看護学の正答率は、一般86.0%、状況74.9%と高く、比較的学習したことがある内容の出題が多く出題されます。しかし、検査の方法など臨床の現場における看護を問う問題になると、正答率が下がる傾向があります。
※東京アカデミー難波校担当講師による見解です。見解が異なる場合もあると思われます。ご了承ください。
※括弧内の数値 → 例えば、(2.7%)は、自己採点会参加者の内、選択肢1を選んだ割合が2.7%であること示します。
第111回国試 午前問題50 正答率64.4% 乳房超音波検査を受ける女性患者への説明で正しいのはどれか。 (2.7%) 1.「検査当日は起床時から飲食をしないでください」 (21.5%)2.「乳房を器具で挟んで検査します」 (11.2%)3.「月経中は検査ができません」 (64.4%)4.「仰向けで検査を行います」 正答 4 |
乳房超音波検査(エコー)とマンモグラフィの違いを問う問題です。
乳房超音波検査(エコー)の検査方法は?という問いに対し、選択肢2.の「乳房を器具で挟んで検査します」=マンモグラフィの説明、を答えとしている受験生が21.5%みられました。臨床での経験があれば簡単に正答できる問題ですが、両検査の違いを学習したことがない、または経験がなくあやふやであったことが考えられます。
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