東京アカデミー神戸校
ブログ
皆さん、こんにちは。
東京アカデミー神戸校教員採用担当の滝口です。
本日、自治体別模試を受験された皆様はお疲れ様でした。
日頃の勉強の成果は発揮できましたでしょうか。本日の模試はしっかりと復習をし、本試験に活かせるようにしましょう。
今回は、神戸市模試において出題されていた、「『令和の日本型学校教育』を担う新たな教師の学びの姿の実現に向けて 審議まとめ」について、簡単にまとめてみました。
「『令和の日本型学校教育』を担う新たな教師の学びの姿の実現に向けて 審議まとめ」は以下の5点を主な項目として、まとめられております。
①教師に求められる資質能力の再定義
②多様な専門性を有する質の高い教職員集団の在り方
③教員免許の在り方・教員免許更新制の抜本的な見直し
④教員養成大学・学部、教職大学院の機能強化・高度化
⑤教師を支える環境整備
そして、今回の神戸市模試では『 Ⅳ.「令和の日本型学校教育」を担う教師の学び 』の『1.「令和の日本型学校教育」を担う新たな教師の学びの姿』から出題がされております。該当箇所をまとめた物が下記となります。(赤字部分は選択肢とされていた箇所です。)
時代の変化が大きくなる中で常に学び続けていくことが必要
…「Society5.0 時代」が到来しつつあるなど、大きな変化が生じている中で、教師が、時代の変化に対応して求められる資質能力を身に付けるためには、養成段階で身に付けた知識技能だけで教職生涯を過ごすのではなく、求められる知識技能が変わっていくことを意識して、教師が常に最新の知識技能を学び続けていくことがより必要となってきている。
主体的に学び続ける教師の姿は、児童生徒にとっても重要なロールモデル
…教師は、子供たちにとって身近な存在のうちの一人であり、その人格形成に与える影響は大きい。主体的に学び続ける教師の姿を目にすることで、自らも主体的に学び続ける意欲を子供たちが培うことが期待できる。
教師の主体的な姿勢
…個別最適な教師の学びを進める上で必要となる基本的な前提は、令和答申でも触れられているとおり、変化を前向きに受け止め、探究心を持ちつつ自律的に学ぶという教師の主体的な姿勢である。教師は、これから求められる資質能力の姿を明らかにした教員育成指標等も踏まえつつ、自らの学びのニーズに動機づけられ、職務遂行に必要な資質能力を自ら定義しながら主体的に学びをマネジメントしていくことが重要である。
協働的な教師の学び
…知識技能の修得だけではなく、教師としてふさわしい資質能力を広く身に付けていくためには、個別最適な学びとの往還も意識しながら、他者との対話や振り返りなどの機会を教師の学びにおいて確保するなど、協働的な教師の学びも重視される必要がある。
以上が、神戸市模試で出題しました「『令和の日本型学校教育』を担う新たな教師の学びの姿の実現に向けて 審議まとめ」の一部となります。
神戸市では、昨年度に『「令和の日本型学校教育」の構築を目指して~全ての子供たちの可能性を引き出す,個別最適な学びと,協働的な学びの実現~(答申)』からの出題がなかった為、答申又は本審議まとめはかなり、狙われやすいのではないかと思われます。
このような教育時事分野の出題については、過去のブログでも教育時事に触れている投稿がございますので、是非ご覧ください。
また、今年特に重要な時事としましては、「第3次学校安全の推進に関する計画の策定について(答申)」も挙げられますので、必ず目を通しておきましょう。
「第3次学校安全の推進に関する計画の策定について(答申)」についてのブログはコチラより。
東京アカデミー神戸校では、6/19(日)10:00~18:20にて、神戸市 本試験直前 短期講習を実施致します!
昨年度は、神戸市教養試験の社会時事において、9問中8問の出題を的中した人気講座となっております!
詳細とお申込みは下記から!