東京アカデミー札幌校
ブログ
北海道・札幌市教員採用合格を目指す皆さん、こんにちは。札幌校教員採用チームの永森です。道内各地域・全国各地域からのご質問にもお答えしています。お気軽に011-726-3050へお電話下さい
TVを観ているとニュースや広告で目にしない日がない「SDGs」。もちろん2022.2023北海道・札幌市教員採用試験において1次・2次いずれでも出題が予想されます。試験対策とは切り離して考えてみても、皆さん個人として取り組みを続けたい大切なテーマですよね。
「17のゴール、169のターゲットからなる国際目標は全て大事ですが、その全てに対応し回答しようというのは現実的ではありません。絞り込んで回答しましょう」と2022.5.2に札幌校教員採用チーム高久のブログでお伝えしました。 → 2022出題予想…「SDGs」の2次試験回答法!
考え方:3にて「受験自治体の『SDGs』取り組みに回答を合わせる」を紹介しています。教育公務員として軸足を置く自治体の取り組み・目標を知っておかなければ、適切な回答は出来ません。
そこで参考にして欲しいのは、教員採用試験ではなく、一般の行政職員採用試験での質問事例です。行政職ではどのようにSDGsの質問がなされているのか知っておきましょう。
ちなみに行政職試験でも教員採用試験でも必須の「最近の関心ごと・ニュース」を、SDGsに絡めて回答する方は非常に多いですよ。
〔北海道〕
・環境問題について、北海道庁の取り組みについて気になるものはあるか。
〔札幌市〕
・札幌市の気になる政策や事業はあるか(→ 流れでSDGsに絡めて回答)
・札幌市のふるさと納税の返礼品は何か(国際目標8.9.11)
・LGBTについてどう思うか(国際目標5)
〔石狩市役所〕※作文試験:3題中1題を選択の1つ
・SDGsの目標を達成するために、市はどのように取り組むべきか述べよ。
〔上士幌町〕は2021SDGsモデル事業に選ばれています。
他にちょっと変わった試験では…
〔国立大学法人:室蘭工業大学職員〕
・SDGsについて知っているか → SDGsと室蘭工業大学は関係があると思うが、それについて考えを述べよ。
行政職員の質問内容は多岐に渡り、SDGsに限らず普通に教育関連の質問もされます。実際に教育行政に携わるからです。教育現場と行政が連携を取っていく上で、相互の関心・理解は必要ですよね。逆に教員のみなさんも行政全般の取り組みに関心を持ち続けて下さい。
行政職員への教育関連質問例を札幌市の他、北海道から併願される方、逆に北海道を併願される方が多い青森県行政職も併せてご紹介しましょう。
〔札幌市〕
・児童虐待防止について札幌市の施策を述べよ
・児童虐待している親が話し合いに応じない時は、どう対応しなければならないか
〔青森県〕
・ICT教育のメリットを具体的に述べよ。→アクティブラーニングや対話的な授業が求められている中で、ICTは逆効果ではないか。
・行政職員としてどのようにICT教育推進に関わるか?
・災害の時、どうすれば自助の役割を果たせるか(学校安全教育と絡めて回答)
教員採用試験受験者は、SDGsの国際目標の中からどうしても「4.質の高い教育をみんなに」に捕らわれてしまいがちですが、自然豊か、第1次産業が盛ん、かつ人口も多い北海道・札幌市なら、1~17の国際目標全てで広がりのある話が展開できるはずです。SDGsの回答に模範例はありません。あなた自身の取り組みと子どもたち・生徒たちに取り組ませたいことがあなたの回答です。ちょっとした空き時間に回答メモを作っておきましょう。
2022年夏受験に向けて様々な短期講座を開催して参りました。受講頂いた皆様ありがとうございました。札幌校の対策講座も少なくなって来ました… 札幌校の講座を1次直前期、そして2次対策に活用頂けましたら幸いです。(Ctrl押しながらタップして下さい)
・2次対策(教科等指導法) ※(個別)は6月上旬で定員締め切りになる見込みです。
・2次対策(自治体別:北海道、札幌市 いずれも個別指導付き) ※こちらも6月中旬には定員締め切りになる見込みです。
・2次対策マンツーマン指導 ※こちらも6月中旬に定員締め切りになる見込みです。