東京アカデミー鹿児島校
ブログ
こんにちは。チューターの永野です。
今回は,鹿児島市役所上級の試験内容や実際の試験を受けてみての感想などをお話ししていきたいと思います。よろしくお願いします。
まず,鹿児島市役所上級の試験は例年B日程で行われます。B日程では他の市役所の試験も実施されるので,日程を把握したうえでどこを受けるのかしっかり考える必要があります。
鹿児島市役所の試験内容としては,1次試験で教養と専門の五肢択一問題があります。それに合格すると,2次試験では集団面接と個別面接があります。試験内容に関しては毎年変わる可能性があるので実施要項などをしっかり確認するようにしてください。
1次試験についてですが、私が受験した2021年度は、7月の2週目に鹿児島大学で試験が行われました。
この時期は,国家一般職の官庁訪問や専門職試験などとても忙しい時期で試験直前はほとんど勉強時間が取れなかったのを覚えています。官庁訪問や面接練習,面接カード記入でメンタル的にもきつくてこの時期が一番大変でした。それを踏まえた上で,早めに復習に取り組むことや,面接カードなどを早めに作成しておくことをおすすめします。
試験の内容に関して,教養は判断空間や数的処理の問題数が多いです。また,社会・時事の問題も多いので対策が必要です。専門は,主要科目である憲法,行政法,民法,経済学などの問題が多くなっています。そして,県庁や市役所の試験問題は持ち帰り禁止となっており,出た問にも過去問があまり記載されていません。したがって,マイナーな問題や初めて出てきたワードなどもありました。また,国家一般職などと違って教科の出題順なども異なっていて少し動揺したのを覚えています。でもこれは受験生みんなが同じ条件なので,出た問などを使ってコツコツ演習を重ねれば合格できると思います。
今回は、鹿児島市役所上級の一次試験について詳しく書いてきましたが,皆さんの受験の参考に少しでもなればいいと思います。
次回は、最終合否に関係する大事な二次試験について書きたいと思っていますので、またぜひ見てください 🙂