東京アカデミー大阪校
ブログ
皆さんは「プール問題」という言葉を聞いたことがありますか。
看護師国家試験では、以前の国家試験で出題された問題を、一部改変、あるいは類似する問題にして繰り返し出題することがあります。
年度に関わらず、試験問題の質や難易度を一定にするためです。
例えば、第111回では、第105回と全く同じ問題が出題されました。
第111回 午前12 内分泌器官はどれか。
通常は、選択肢を変えるなど一部改変されることが多いのですが、この問題は第105回午前11と全く同じでした。
このような問題を「プール問題」といいます。
毎年、プール問題の出題は多く、約4問に1問がプール問題だと言われています。
中でも必修問題において、プール問題が多い傾向にあります。直近の2022年2月に実施された第111回では50問中30問以上が過去問題からの流用でした。
ここから「必修問題」の対策が見えてきます。
ただ解くのではなく、「なぜその選択肢が正しい(誤っているのか)」を考えてください。
さらに「選択肢をみて問題を想像する」といった逆の取り組みもやってみてください。
知識が記憶として定着するには少なくとも3回は繰り返すことが必要です。
あまり遡ってみる必要はありませんが、5年分の過去問題はみておいてください。
東京アカデミーの人気教材「でた問70% 高正答率過去問題集」は、直近の国家試験5年分の70%以上の正答率の問題だけを収録しています。
受験生の多くが解ける問題は、確実に押さえておくことが合格への近道です!
※「でた問70% 高正答率過去問題集」の最新版は5月中旬発売