東京アカデミー東京校
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こんにちは。教員採用試験の予備校=東京アカデミーの佐野です。
本日は「実技試験の概要」について説明いたします。
教員採用試験では児童生徒を指導していくために必要な技能、
教科・科目に関する実践力等を評価する実技試験も実施されます。
主な教科・科目の実技試験の傾向やポイントを簡単に紹介しますが、
各自治体の実施要項に予め実技の内容が記載されることが多いので
必ずチェックし、その実技のどこに採点のポイントがあるかを予測し
早めに練習していきましょう。
<小学校>
◆体育◆ 水泳(25mまたは50mを1泳法~2泳法)、
ボール運動(ジグザグドリブル)が頻出、器械運動ではマット運動、
鉄棒運動、跳び箱運動等があります。対策としてはフォーム等
基本的な動作を正確に身に付け、練習することが大切です。
◆音楽◆ ピアノ(電子オルガン)演奏や弾き歌いが課せられます。
演奏では主にバイエル教則本から、弾き歌いでは小学校歌唱共通教材から
出題されています。基本をおさえ、感情豊かな演奏・歌唱を心掛けましょう。
◆英語◆ 主に英語での簡単な質疑応答やキーワードに基づいた
英語スピーチといった内容で、面接試験と合わせ実施されることもあります。
ラジオやテレビの英会話講座等を利用し、毎日英語に慣れておきましょう。
◆図画工作◆ 鉛筆デッサン、テーマに基づく作品の制作が主な内容です。
中には小学校全科の専門試験と合わせて実施する自治体もあります。
過去に出題が見られる場合は、対策を立てておきましょう。
<中・高音楽>
主にピアノ弾き歌い、初見演奏・歌唱、専攻の器楽演奏(もしくは声楽)等が
課されます。ピアノ弾き歌いは中学・高校の教科書に掲載されている曲が
課されることが多く、初見演奏・歌唱は「初見」に慣れておく必要があります。
他にリコーダー演奏や聴音を課す場合もあります。基礎的事項を正確に
おさえた上で、感情豊かな演奏・歌唱を心掛けることが大切です。
<中・高保健体育>
水泳(クロール・平泳ぎ・背泳ぎ・バタフライ、50 m )、器械運動
(マット運動・鉄棒運動)、球技(バスケットボール・バレーボール・サッカー)、
陸上競技(ハードル走)などが主に課されます。この他、武道(柔道・剣道)や
ダンスについては、うち1 種目を選択させる自治体が多く、評価に当たっては
フォームや基本的な動きを重視する他、タイムや回数といった記録、球技では
プレイ内容等も対象となります。それぞれの運動のポイントや正しいフォームを
身に付け、自分の動きを確認しながら練習することが重要です。
<中・高家庭>
被服、食物の領域から出題されます。両者とも基本的な項目が課せられ、
被服では裁断・縫い方・縫い後、飾り付けの工夫、仕上げ等が、調理では、
見た目(形・色・盛り付けなど)、味、調理方法などがポイントとなります。
被服、食物ともに何よりも基本的な事柄を身に付けることが重要です。
<中・高英語>
英会話(面接形式・討論形式)、英文を読んでの質疑応答が多く、
その他ではスピーチ、リスニング、リーディングなどを課す場合もあります。
提示された文章や相手の発言の内容をしっかり聞いて理解し、
自分の考えや意見を簡潔にわかりやすく伝えることが重要となります。
日頃から英語を聞いたり話したりするのはもちろん、自分の意見を
簡潔にまとめ、英語で話す練習もしておきましょう。
<中・高養護教諭>
骨折、捻挫、熱中症などの応急処置を課す自治体が多く、また、
保健室に来た児童生徒への対応や健康相談等の内容も見られます。
いずれも正確な処置方法を身に付けた上で、様々な状況に
対応できるよう練習しておきましょう。
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