東京アカデミー北九州教室
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みなさんこんにちは
東京アカデミー北九州校の品川です。
今日は北九州市教員採用試験に毎年出題されている、『環境・循環型社会・生物多様性白書』についてご紹介します。
環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書とは、環境省が毎年5~6月ごろに発行する白書です。北九州市の教職教養問題では過去4年にわたって、この環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書から1問出題されています。
令和3年度版環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書の特色は以下のとおりです。(環境省HPより)
テーマ 2050年カーボンニュートラルに向けた経済社会のリデザイン(再設計)
・我が国の2050年カーボンニュートラル宣言後、初めての白書。
・気候変動問題と新型コロナウィルス感染症という2つの危機を乗り越えるための「脱炭素社会への移行」・「循環経済への移行」・「分散型社会への移行」という3つの移行について、政府・地方自治体・事業者の取組を紹介。
・ポストコロナ時代に向け、環境・経済・社会面で持続可能であるための地域及び事業者の取組や私たち一人一人のワークスタイル・ライフスタイルについて、豊富な事例を踏まえて紹介。
早速ですが、練習問題を作ってみました。
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問 以下の文章は、令和3年度『環境・循環型社会・生物多様性白書』(環境省)第2章からの抜粋である。( )に当てはまるもの語句を答えよ。
近年、気候変動を背景として、我が国でも豪雨等が頻発し、世界各地では記録的な熱波や寒波、大雨等の深刻な( ア )により多くの生き物の命が失われるなど、甚大な被害が生じています。気候変動は全ての大陸と海洋にわたって、自然及び人間社会に影響を与えており、( イ )の継続的な排出により、人々や生態系にとって深刻で広範囲にわたる不可逆的な影響を生じる可能性が高まると言われています。
今後は、私たち人類や全ての生き物にとっての生存基盤を揺るがす「( ウ )」とも言われている気候変動問題に対処するため、「2050年( エ )・脱炭素社会」の実現を目指す必要があります。
さらに、このような気候変動問題を始めとした問題の対処には、「脱炭素社会への移行」、「( オ )への移行」、「( カ )への移行」という3つの移行を加速させ、持続可能で強靱な経済社会へのリデザイン(再設計)を強力に進めていくことが不可欠です。
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答えは本ブログの最下部、または『環境・循環型社会・生物多様性白書』の32ページです。
それでは、2022年の教員採用試験合格を目指してみなさま頑張ってください。
練習問題解答
ア:気象災害 イ:温室効果ガス ウ:気候危機 エ:カーボンニュートラル オ:循環経済 カ:分散型社会