東京アカデミー難波教室
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こんにちは、教員採用試験の予備校、東京アカデミー難波校の教員採用担当です。
5/23に「不登校に関する調査研究協力者会議(第5回)」が実施され、新型コロナウイルス感染拡大などを背景に不登校が増えていることへの対応として、「不登校特例校」の設置促進を柱とした提言が大筋で了承されました。
東京アカデミー大阪校の2021.11.11のブログ「大阪の教育課題を考える~②不登校児童生徒への支援-不登校特例校について」でもご紹介しましたが、
不登校特例校では、2005年(平成17年)の学校教育法施行規則の一部改正により、文部科学省の指定を受け、不登校の児童や生徒に配慮した特別な教育課程を編成することができます。
(関連:「学校教育法施行規則の一部を改正する省令の施行等について(通知)」2005年(平成17年)7月6日)、「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」2019年(令和元年)10月25日)
2022年4月よりさらに4校が開講し、現在10都道府県に21校(公立12校、私立9校)が設置されており、小中学校や高等学校などがあります。
<文部科学省HP:特例校(不登校児童生徒を対象とする特別の教育課程を編成して教育を実施する学校)について>
さらに、大阪校の2021.10.15のブログ「問題行動などの調査結果が発表されました」でもご紹介しましたが、
「令和2年度(2020年度)「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果」によれば、
2020年度の大阪府内の小中学校での不登校児童生徒数は14,325人、そのうち大阪市内の小中学校では4,675人と、不登校も大きな課題の一つとなっています。
「不登校の生徒に対してどのように対応するか」という質問に対しては、現状を理解しておくことももちろん大切ですが、大阪市でも2024年春の開校が検討されていることもありますし、こういった新しい取り組みを含めて回答していく必要があります。
(※各教育委員会などがまとめている不登校への支援や取り組みもチェックしておきましょう。)
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