東京アカデミー静岡校
ブログ
こんにちは、東京アカデミー静岡校の浅山です。
新出題基準に関するブログを立て続けにUPしたので、今回はテーマを変えて「酸塩基平衡」についてポイントをギュッとまとめてお伝えしていきます✨
本ブログを読んでくださっている方で「苦手意識があります…💦」という方も多いと思いますので、しっかり学んでいきましょう!
★おすすめブログ①:社会保障が難しくなる!?
☆おすすめブログ②:第112回国試で狙われやすい「がん」の予想問題を紹介!
★おすすめブログ③:第112回の国試で狙われやすい感染症についてチェック!
私たち人間の体は、酸素やブドウ糖などから生きるためのエネルギーを生成します。
この作業を体内で行うときに、酸性物質である水素イオン(H⁺)も一緒に生み出すため、何もしないと体内はどんどん酸性になってしまいます。
しかしながら、体内が極端に酸性になってしまうと細胞活動の低下につながり、最悪の場合意識障害などを引き起こすこともあるのです。
こういったことないように、
・HCO3(塩基)を生成(緩衝系による調節)
・H⁺→CO₂に変換して、呼気から排出(肺による調節)
・腎臓で尿としてH⁺を排出(腎臓による調節)
などを体内で行うことにより、体内をpH7.40くらいの弱アルカリ性で保とうしています。
※pHとは、溶液中のH⁺(水素イオン)の濃度のことを指します。
※何らかの原因で血液のpHを酸性側にしようとする状態をアシドーシス、何らかの原因で血液のpHをアルカリ性側にしようとする状態をアルカローシスといいます。
このように、私たちの体内では酸性・アルカリ性のバランスをたえず調整しています。 この、バランスを保っている状態のことを「酸塩基平衡」といいます。
皆さんが苦手としやすい根源が、この「重炭酸緩衝系」かと思います。
まず緩衝系という言葉の意味ですが、血液中のpH変化を少なくする機能のことを指します。
①で挙げたように、肺と腎臓で調節を行っています。
「CO₂(二酸化炭素)+H₂O(水)⇌H₂CO₃(炭素)⇌H⁺(水素イオン)+HCO₃⁻(重炭酸イオン)」
ここで大切なのが、上記の化学反応が逆の方向でも進みます。
この繰り返しによって、一定のpHを保っているのです。
難しく感じる原因のひとつに、この化学反応式が挙げられます。化学式を見ると自然と身構えてしまう…といった方も多いと思います。
ですので、化学反応式と臓器を繋げて覚えましょう!
上記の化学反応式のうち、CO₂(二酸化炭素)とHCO₃⁻(重炭酸イオン)がカギを握っています。
CO₂(二酸化炭素)は肺で排出することにより、H⁺(水素イオン)を調整しています。
HCO₃⁻(重炭酸イオン)の再吸収は、腎臓のはたらきです。また、尿としてH⁺(水素イオン)を排出することも可能です。
本ブログで紹介するのは、申し訳ないですがここまでとさせていただきます。
「代償作用や代償性変化の部分が聞きたかったのに!」「過換気症候群は代償作用のどれにあたるだろう?」といった方は是非
東京アカデミー静岡校の短期講習 👉過去問アタック70%👈 をご受講ください。
こちらの講座は、過去の国家試験問題のうち70%以上の正答率のみに絞って解説を行う講座です。 本講座は、「赤血球と貧血」「代謝とホルモン」など細かく内容が分かれていることも特徴的です。
ちなみに、今回のテーマである「酸塩基平衡とその異常」は7/9(土)19:00~行います!気になる方は是非チェックしてみてくださいね。
東京アカデミーでは下記ラインナップをご用意しております。
【通学/対面】週1コース(静岡校):東京アカデミー静岡校に週1回通学し受講するコースです。
【通学/Zoom】週2コース・週1コース・ライトコース:Zoomで受講するコースです。3コースご用意しております。
【Zoom】過去問アタック70%:オリジナル教材「でた問70%」を使用し、過去問題の解説を行う講座です。
【Zoom】新出題基準対策チャンネル:第112回看護師国家試験に対応した新出題基準に特化した講座となります。
夏期&冬期【Zoomオンライン講座】:夏期&冬期に実施する短期Zoom講座です。
東京アカデミーは、看護師国家試験合格に向けて頑張る皆様を全力でサポートいたします🔥
★講座のお申し込みは👉コチラ👈をクリックし、「イベント(Zoom含む)」に✔を入れてお申し込みください
★東京アカデミーの公式SNS(LINE・Instagram・Twitter)はもうチェックされましたか?SNSもぜひご活用ください!
★お問い合わせは、東京アカデミー各校舎(0120-220-731)(最寄りの東京アカデミーに繋がります)までお願いします。
★個別無料相談も随時実施中です!👉コチラのフォーム👈より、お気軽にご予約ください。