東京アカデミー青森校
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青森県教員採用試験対策の予備校=東京アカデミー教採担当の佐井です。
今回の予想問題は、教育原理から「「令和の日本型学校教育」の構築を目指して~全ての子供たちの可能性を引き出す,個別最適な学びと,協働的な学びの実現~(答申)」から1問お知らせします。
この答申は、北海道・札幌市、岩手、山形、秋田など全国23もの自治体(政令指定都市もカウント)で出題されましたが、昨年度青森県では出題がありませんでした。
よって、今年の青森県での出題の可能性が最も高いものと思われますので、注意が必要です。
次の文は, 「『令和の日本型学校教育』の構築を目指して~全ての子供たちの可能性を引き出す,個別最適な学びと,協働的な学びの実現~(答申)」(令和 3 年 1 月 26 日 中央教育審議会)の「第Ⅱ部 各論」の一部である。
( ア )~( ウ )に当てはまる語句を①~⑨から選びなさい。
4.新時代の特別支援教育の在り方について
⑴ 基本的な考え方
(略)
○ また,障害者の権利に関する条約に基づく( ア )の理念を構築し,特別支援教育を進展させていくために,引き続き,障害のある子供と障害のない子供が可能な限り共に教育を受けられる条件整備,障害のある子供の( イ )を見据え,一人一人の教育的ニーズに最も的確に応える指導を提供できるよう,通常の学級,通級による指導,特別支援学級,特別支援学校といった,( ウ )の一層の充実・整備を着実に進めていく必要がある。
①インクルーシブ教育システム ②共生社会の形成
③障害による差別解消 ④自立と社会参加
⑤知識及び技能の習得 ⑥進路実現
⑦教育環境 ⑧連続性のある多様な学びの場
⑨切れ目ない支援
【正答】ア.① イ.④ ウ.⑧
この文章は、「第Ⅱ部 各論の4.新時代の特別支援教育の在り方について」の出題ですが、他の文章にも目を通し、重要キーワードは確実に押さえておきましょう。
しかし、この答申は97ページもあり、その中で昨年度実際に出題された自治体の出題分野を分析してみました。
「はじめに」にも含め、多分野から出題されておりましたが、
特に、第Ⅱ部「4 .新時代の特別支援教育の在り方について」からは、昨年度4自治体で出題されておりましたので、要注意です。
また、第Ⅰ部「3 . 2020 年代を通じて実現すべき『令和の日本型学校教育』の姿」も3自治体で出題されておりました。
青森校では、「直前ゼミ」で教養試験の予想問題を扱います。
【教職教養開講日】6/19(日)・6/26(日)・7/3(日)
【一般教養開講日】6/25(土)・7/2(土)
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