東京アカデミー大阪校
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みなさん、こんにちは。大阪校の公務員担当です。
改正道路交通法が令和4年5月13日に施行されました。
主な改正の内容は、下記となります。
①高齢運転者対策
②第二種免許等の受験資格の見直し等
特に①について、高齢運転者対策の充実・強化をはかるため75歳以上の免許更新手続きについて以下の3点が改正されます。
① 認知機能検査の検査方法の変更
② 高齢者講習の一元化
③ 運転技能検査の新設
2019年度の公務員試験では、高齢ドライバーの事故防止に関する討論課題が多くの自治体で出題されました(2019年4月にあった交通事故が原因と思われます)。
今年度も今回の改正をきっかけに高齢ドライバーを取り巻く環境についての討論課題が出題されると予想されます。
例)運転免許の自主返納を促すにはどうすればよいか。
例)交通弱者の方が暮らしやすい街づくりを行うためにはどうすればよいか。
例)公共交通機関を充実させるためにはどうすればよいか。
高齢ドライバーの運転が危ないからということで、自主返納を促したり、免許の更新を厳しくすることも、社会の要請であり必要なことですが、その後の高齢者の生活について行政がどういう役割を担うべきなのかしっかりと考えておきましょう。