東京アカデミー難波教室
ブログ
こんにちは、東京アカデミー難波校の看護師国家試験担当です。
小児看護学は、例年、尿道下裂やヒルシュスプルング病のように、場合によっては臨床実習での学習が難しいのではないか、と思われる疾患の問題が多く出題されましたが、110回、111回では、過去問題の学習が進んでいれば解答に導きやすい問題が出題されました。
しかし、受験生が苦手とする、下記のような「子供の発達」を問う問題が出題されると正答率を下げる傾向がみられました。
※東京アカデミー難波校担当講師による見解です。見解が異なる場合もあると思われます。ご了承ください。
※括弧内の数値 → 例えば、選択肢1の(50.5%)は、自己採点会参加者の内、選択肢1を選んだ割合が50.5%であること示します。
第111回看護師国家試験 午後問題61 正答率50.4% 正常な成長・発達をしている子どもの情緒の分化で、 生後6か月ころからみられるのはどれか。 (50.5%)1. 恐れ (3.5%) 2. 嫉妬 (18.2%)3. 喜び (27.6%)4. 恥ずかしさ |
ブリッジェスの研究によると、生後6か月頃には不快の情緒が、1歳頃には快の情緒が分化する(不快の情緒が先に分化する)。
8ヶ月くらいになると脳の重量は出生時の2倍になることから、記憶力が高まり分離不安、人見知りがみられる頃である。
正答 1
看護師国家試験対策講座は→ コチラ