東京アカデミー静岡校
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東京アカデミー静岡校の福岡です。
今回は過去問題を使った勉強方法についてご案内したいと思います。
現在看護師国家試験合格を目指されている方は学校やセミナーで「過去問を繰り返しといてね!」とか
「最低でも3週解くように!」とか言われたことがありませんか?
そこで「本屋さんで過去問を買って解けばいいんだな~」と思っている方は要注意!
過去問はただ解けばいいわけではありません!
以下ポイントがあります。
一つ目は正答率の高い問題を解けるようになりましょう。ということです。
どういうことかといいますと、看護師国家試験にはボーダーラインが存在します。
これは試験より前に決まっているものではなく、試験後に全体の90%の人が合格になるように設定されるものになります。
そのため、ボーダーラインとなる点数は毎年変動します。
つまり「昨年は〇〇点以上取れてれば合格だったから今年も〇〇点以上取れてればOK!」というわけではないということになります。
例え昨年のボーダーラインを超えていた点数が取れていたとしても、その年の受験者の点数が良ければボーダーラインに届かない恐れがあります。
ボーダーラインを超えるためにするべき対策は「皆が解けている問題を解けるようにする」ことです。
つまり正答率の高い問題を落とさないようにポイントを絞って対策を取るのが効果的ということですね!
保健師助産師看護師国家試験制度改善検討部会報告書において、「保健師助産師看護師それぞれの実践場面において、介入を通して直接得る多様な情報を判断し看護を決定していくプロセスを問うことは重要であるため、出題の意図に応じた判断プロセスを問う問題を積極的に出題していく必要がある。」という表記がありました。
これは正答を選ぶためには知識だけではなく、根拠や問われている意図が分かるようにならないと正答までたどり着けない問題が出題されることが予想されます。
特に状況設定問題を解くためには知識+なぜその判断が求められるか理解することが重要となります。
過去問に取り組むときは問題が解けるようになるだけではなく、「何の知識や判断を問われているのか?」まで理解できるようにしましょう。
東京アカデミーではオリジナル教材の「でた問70%」をご用意しています。
この教材では問題ごとに正答率が記載しており、合格のために必要な問題が無駄なく詰まった過去問題集になります。
アマゾンはもちろんのこと、東京アカデミー各校舎の窓口や大型の書店でも購入が可能です。
教材だけだと自力で勉強できる自信がない…という方は↓
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まだ、「解剖生理の知識がついていない…」「●●の科目が苦手で過去問までたどり着けない…」という方もいらっしゃると思います。
しかし問題と一緒に解くことで知識も身につきます!
ぜひ今の時期から過去問に手を付けて国試対策を行いましょう!