東京アカデミー金沢校
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先日富山大学の本年実施の令和5年度 3年次編入学試験の募集要項が発表されましたが、これから続々と発表になりますね。
ちなみに富山大学は既に昨年より発表されている通り、今年度の試験より小論文(看護学に関する内容含む)・英語(外部英語検定試験の成績を利用)・面接の3科目構成となり、試験日は8月1日(月)、合格発表は8月29日(月)13:00~です。
いよいよあと2か月を切りましたので、富山大学に限らずラストスパーーート!をかけていきましょう。
さて、小論文のテーマに関しては、大学によって①一般的な社会時事的なテーマを出す大学、②看護に関連性のある医療時事寄りのテーマを出す大学、③看護の状況設定問題のようなテーマを出す大学 等ありますが、2022年はどんなテーマが出るか考えてみました。
昨年は、2021年6月11日に、参議院本会議で「医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律」が可決・成立したことから、富山大学では『医療的ケア児とその家族が抱える困難をあげ、望ましい支援についてあなたの考えを800字以上1000字以内で書きなさい』というテーマでした。
先日、是枝裕和監督の作品で「ベイビーブローカー」という韓国映画が、フランスのカンヌ国際映画祭で公式上映されて、エキュメニカル審査員賞と男優賞を受賞しました。この映画は『赤ちゃんポスト』をテーマに命の重さ・大切さを扱った映画ですが、このことをきっかけに「赤ちゃんポスト」が再び脚光を浴びる可能性があるのではと考えます。
赤ちゃんポストは、日本では唯一、熊本県の慈恵病院が2007年からこのシステムを採用していますが、再び「赤ちゃんポストの是非」や「赤ちゃんポストの存在から命の重さや親の責任」を考えるようなテーマが出題されることが考えられますので、一度自分の考えをまとめて書いてみるといいでしょう。