東京アカデミー松山校
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みなさんこんにちは!看護師国家試験対策の予備校、東京アカデミー松山校の多田です😊
「新出題基準が発表されたものの、従来と何が変わったの?」という疑問にお答えするシリーズです📝
今回は『成人看護学』についてです。本項目については少し長いので、「前編」「後編」の2部構成でお伝えします。
◇前回は『健康支援と社会保障制度』についてご紹介しています。気になった方はこちらからご覧ください!
☞第112回看護師国家試験どう変わる?④健康支援と社会保障制度
成人看護学の出題基準では、主に以下の項目が追加になっていました。
・産業構造・労働環境の変化、作業関連疾患
・術後の消化器合併症
・がん患者と家族への看護:手術療法と看護、薬物療法と看護、放射線療法と看護、造血幹細胞移植と看護、免疫療法と看護、がんサバイバー、がんサバイバーシップ、社会資源の活用(ピアサポートを含む)、がん患者の家族の特徴と看護
・呼吸機能障害 検査:動脈血酸素飽和度、胸部エックス線検査、胸部CT検査、喀痰の吸引、喀痰細胞診、喀痰培養、気胸
→労働環境の変化
これについては事務所衛生基準規則及び労働安全衛生規則の一部を改正する省令が、2021年10月に厚生労働省から出ているため、関係があるのでは?と思われます。
それともテレワークに関する出題でしょうか?🤔
→術後の消化器合併症
ダンピング症候群・ビタミンB12欠乏性巨赤芽球性貧血が有名ですね。
→がん患者と家族への看護
がん患者に関する項目が大幅追加になっています。また、患者自身にとどまらず家族への対応について追加されているのもポイントです。
→呼吸機能障害の検査
「動脈血酸素飽和度」が追加されています。新型コロナウイルスで、パルスオキシメーターによるSpO2の検査も主流になってきたからでしょうか?
前回の改定のときは240問中31問が新たに追加となった項目からの出題でした。変更箇所も要チェックです⭐
今後も本ブログで、今回のような「新出題基準で従来からどう変わったか」をお伝えしていきます。
ぜひ国家試験対策にお役立てください(`・ω・´)b
東京アカデミー松山校では『新出題基準攻略ゼミ』を開講します!
新出題基準を紐解き、前回の出題基準からの変更点や学習ポイントを解説!
(画像をクリックして頂くと、詳細ページへアクセスできます)
国家試験合格に向けていっしょに頑張っていきましょう!