第112回看護師国家試験　新出題基準でどう変わる？⑤成人看護学（前編）

みなさんこんにちは！看護師国試対策の予備校、東京アカデミー広島校の藤原です😊
広島では昨日からとうかさんが開催中！3年ぶりに屋台の出店もあり、広島校の近くでも浴衣姿の人をよく見かけます👀

前回のブログに引き続き「新出題基準が発表されたものの、従来と何が変わったの？」という疑問に簡単にお答えします！
本日は『成人看護学』についてです。項目が多いため2回に分けてお答えしますね💨

新出題基準の追加箇所　～成人看護学～（前編）

成人看護学の出題基準では、主に以下の内容が追加になっていました。
・成人を取り巻く環境：産業構造・労働環境の変化
・術後の消化器合併症
・がん患者と家族への看護：集学的治療と看護（造血幹細胞移植と看護、免疫療法と看護）、社会参加への支援（がんサバイバー、がんサバイバーシップ、社会資源の活用（ピアサポート含む））、家族の特徴と看護（家族が直面する課題、家族への支援）

前回の社会保障制度に続き、労働に関する内容が追加になっています！
そして注目すべきはがん患者に関する項目が大幅に追加していること！
日本における死因順位は「悪性新生物（悪性腫瘍）」が不動の1位となっている一方で、医療やがん研究の進歩により5年相対生存率は格段に上がってきています。
このような時代背景から出題基準に反映されたのではないでしょうか。
新たに追加になった「がん患者の家族の特徴と看護」という項目は状況設定問題で出題されそうな予感がします🤔
がん患者の家族へのサポート内容などチェックしておいて損はないでしょう！

今後も本ブログで、今回のような「新出題基準で従来からどう変わったか」をお伝えしていきます。
前回の改定のときは240問中31問が新たに追加となった項目からの出題でした。変更箇所も要チェックです⭐
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