東京アカデミー広島校
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皆さんこんにちは、公務員試験の予備校、東京アカデミー広島校の山本です。
突然ですが、現在公務員試験対策をされている皆さん、これから公務員試験の対策を始めようとしている皆さん、「時事対策」の重要性はご存じですか?
今回は、公務員試験でなぜ時事対策が必要なのか、また時事対策のコツについてお話します🙇
公務員試験の時事科目と聞くと、最近のニュースで話題になっているような時事問題を思い浮かべる方が多いかと思いますが、実は本試験出題問題のうち、時事に繋がる問題はおよそ10%~20%あります。
【例2021年度(令和4年度)9月26日(日)実施地方初級試験出題内訳】
例えば上記の試験では、一見「社会」の問題=時事から出題されているように見えますが、特に政治・経済・地理、場合によっては日本史や世界史も、今話題になっているニュースの背景と繋がります。
時事対策には、最近話題になっている時事問題の知識をつけるだけではなく、社会科学(政治・経済・社会)や人文科学(日本史・世界史・地理)の知識を定着させるために必要な要素が詰まっていますので、社会科学や人文科学に苦手意識のある方は、まず時事対策をコツコツ積み上げていくことをおすすめします。
また、公務員試験では「人物試験」でも時事の知識が問われる場面が出てきます😲
「作文試験」では課題に時事問題が含まれていたり、「面接試験」では「最近関心を持った世の中のできごと」等を聞かれます。社会人として時事の知識はあるのか、またその問題に対する皆さんの意見が求められます。
①時事の知識を増やそう!
毎日ニュースをチェックすることで、今世の中では何が起こっている(話題になっている)のかを知ることができます。媒体は、新聞・テレビ・ネット等様々ですが、最初は皆さんが毎日気軽にチェックできるところから始めていくと、無理なく続けることができるのでおすすめです🙋
また、一度インプットしたニュースを周りの人に話すことで、もっと知識として定着させ、理解を深めることができます。
もちろん公務員試験対策には、テキストから得られる知識も必要ですので、教養試験対策も継続して行いましょう。
②時事問題に対するコメント力を身に付けよう!
時事の知識をつけておけば公務員試験に対応できるように思えますが、それではまだまだ不十分です。「時事対策の重要性」でもお話しをしましたが、特に作文試験や面接試験では、時事の知識だけではなく、皆さんの考えを伝えることが求められるからです。
この対策には、新聞の活用がおすすめです。新聞の社説や関心を持った記事を200字程度で要約し、さらに200字程度で自分の考えを書く→これを習慣化すると、時事の知識だけではなく、自分の考えを簡潔に伝える力も身に付きます。
時事対策は、机に数時間向かって知識をインプットするよりも、毎日ニュースをチェックし、自分の考えを書く・話すことを積み重ねることで、無理なく確実に力をつけることができます。
また、時事対策を通して身に付けた知識や世の中を読み解く力は、公務員試験だけではなく、公務員として働く上でも必ず活かされます。
今日から少しずつ時事対策を始めましょう🙋
以上の通り、時事問題の知識は最終合格を勝ち取るために非常に重要です。しかし知識があまり無い状態から新聞やニュースに目を通したり、どの分野が試験に出題されやすいのかを見極めるのは大変だと思います。よく見聞きはするが教科書にも詳しく載っていないので意味が分からない単語などもあるでしょう。
そこで東京アカデミーでは時事問題の知識を効率よく身につけてもらうために「時事データブック」というものを毎年作成しています。「時事データブック」は幅広い時事分野の重要語句やニュースの解説はもちろん、本番の試験に対応できる力を養う練習問題も充実しています。
こちらは受講生の方限定で配布している一般販売も行っていないオリジナル教材です。
対策に時間のかかる時事分野の知識を効率良く身につけて最終合格をめざしましょう。
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