東京アカデミー岡山校
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みなさんこんにちは。
教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー岡山校です。
今日は「働き方改革」に関する岡山県内の自治体での事例を紹介します。
「働き方改革」に関する質問は、昨年の岡山県・岡山市の面接試験でも問われました。
今年度(令和4年度)から、岡山県勝央町では「学校給食の公会計化」がなされました。
学校給食の公会計化とは、これまで学校給食費は学校独自の会計(私会計)で回収・管理を行っていましたが、これを自治体で定めた会計(公会計)で回収・管理をする、というものです。
これまでは、徴収・管理・滞納者への督促業務等を学校単位で行っていたため、教員にとって大きな負担となってきました。
学校給食費の公会計化が進めば、これらの業務は自治体に集約することができ、その分教員は授業改善のための時間や児童・生徒に向き合う時間を増やすことができます。
また、口座振替やコンビニ払い、クレジット決済などを導入することも可能なため、保護者にとっても支払い時の手間を削減できます。
学校給食費の徴収・収納に関する事務の外部委託は、年単位・月単位で固定的な利用料が発生するため、学校においてはコストが割高になり、実際には導入が難しい面があります。
そのため、文科省が令和2年11月に発表した調査結果では、全国的にもまだまだ導入は進んでおらず、今後導入するつもりの無い自治体も多い状況でした。
理想と現実(現場)の間に、簡単には乗り越えられない壁があるのが「働き方改革」です。
面接で回答する際には、「文科省の方針を否定しない」「自治体の方針や取り組みを否定しない」けれど「理想(国や自治体の方針)通りに進まない現実(現場)があることも理解している」ということを念頭に置いて、自分なりの意見を考えてみてください。
岡山県・岡山市対策として、「教職教養」の総仕上げを行います。
岡山県対策では「教育原理・教育法規・教育心理・教育史」に加え、ここ数年出題が見られる「岡山県の教育について(ご当地問題)」も取り扱います。
岡山市対策では「教育原理・教育法規」に加え、例年必ず出題されている「岡山市の教育について(ご当地問題)」も取り扱います。
※岡山市の一般教養対策はございませんのでご注意ください。
詳しくは下記のページをご確認ください。
2022年夏 教員採用試験対策 直前対策講座【岡山県・岡山市】6/19(日) | 教員採用試験対策講座 | 東京アカデミー岡山校 (tokyo-ac.jp)