東京アカデミー町田教室
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こんにちは!教員採用試験の予備校 東京アカデミー池袋校の教採担当です。
本日は、今年の茨城県の教員採用試験の出題予想をしていきます。
■今年の茨城県の出題予想テーマ
今年は「学校・教育委員会等向け虐待対応の手引き(文部科学省、令和2年6月改訂版)」から出題されると予想します。
■理由その1~社会情勢~
近年、児童虐待についてよく報道されています。2月に公表された「令和3年の犯罪情勢」によると、令和3年(2021年)の児童虐待の通告件数は平成29年(2017年)と比較して65.1%も増加しています。教員を目指す人には是非知って欲しい内容と言えます。
■理由その2~近年の茨城県の出題傾向~
令和元年~3年(2019年~2021年)の茨城県の試験では、いずれも「児童虐待の防止等に関する法律」が出題されています。また、近年は新しい話題に関する教育時事がよく出題されています。直近の3年間の出題内容は以下の通りです。
令和元年(2019年) 「新しい時代の教育に向けた持続可能な学習指導・運営体制の~一部省略~(答申)」(中央教育審議会、平成31年(2019年)1月25日)
令和2年(2020年) 「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」(文部科学省、令和元年(2019年)10月25日)
令和3年(2021年) 「「令和の日本型学校教育」の構築を目指して(答申)」(中央教育審議会、令和3年(2019年)1月26日)
■まとめと勉強法
以上より、「学校・教育委員会等向け虐待対応の手引き(文部科学省、令和2年6月改訂版)」から出題されると予想します。
特に今回新しく設けられた3つのルールは重要です。穴埋め問題にしましたので、解いてみてください。
1 学校等及びその設置者は、( ① )から情報元に関する開示の求めがあった場合、情報元を( ② )に伝えないこととするとともに、児童相談所等と連携しながら対応すること
2 ( ③ )から、学校等及びその設置者に対して威圧的な要求や暴力の行使等が予測される場合、速やかに市町村・児童相談所・警察等の関係機関や弁護士等の専門家と情報共有することとし、関係機関が連携し対応すること
3 要保護児童等が休業日を除き、引き続き( ④ )か日以上欠席した場合、理由の如何にかかわらず速やかに市町村又は児童相談所に情報提供すること
(答えは一番下に記載)
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【答え】①保護者 ②保護者 ③保護者 ④7
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