東京アカデミー大阪校
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こんにちは、大阪校国家試験対策担当です 🙂
第34回国家試験の高正答率問題のご紹介の続きです。
第34回の出題7問の内、正答率が50%に満たなかった問題は、1問(午前問題14)のみでした。
しかし、正答率が50%台の問題は、3問もありました。
今日はここからご紹介したいと思います。
午前問題 10 ピアジェの発達理論に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 感覚運動期には、「ごっこ遊び」のようなシンボル機能が生じる。
2 前操作期には、元に戻せば最初の状態になることが理解され、可逆的操作が可能になる。
3 前操作期には、自分の行動について、手段と目的の関係が理解できるようになる。
4 具体的操作期には、コップから別の容器に水を移したときに液面の高さが変化しても、量は変わらないことが理解できる。
5 形式的操作期には、思考の自己中心性が強くみられる。
正答は、4です(正答率58.3%)が、
11.1%の方が1を、12.7%の方が2を選択されました。
午前問題 11 エリクソンの発達段階説における各発達段階の課題に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 乳児期では、自発性の獲得である。
2 幼児期後期では、信頼感の獲得である。
3 学童期(児童期)では、親密性の獲得である。
4 青年期では、自律感の獲得である。
5 老年期では,統合感の獲得である。
正答は、5です(正答率53.3%)が、
なんと20%の方が4を選択されていました。
ピアジェもエリクソンも、頻出人物です。
確実に得点できるようにしておきたいですね。
以前のブログでも高正答率問題については触れたことがありますので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
☆あなたは正解できますか?(シリーズ全10回)⇒第1回はこちら