東京アカデミー松山校
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こんにちは。教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー松山校の高橋です。
2022年夏受験 愛媛県教員採用選考試験の1次本試験まであと1か月になりました。
5/10より、過去問分析から見える、愛媛県教職専門直前対策法をご紹介しておりますが、
今回で6回目となります。受験生のみなさんの一助になれば幸いです。
今回のテーマはこちらです。
先日 6/3(金)に
【教員採用試験】愛媛県の教職専門(教職教養) 直前対策法! ―第4回―
愛媛県の教職専門(教職教養) 大問5の教育心理+教育史(人物)を得点源にする対策法
を配信致しました。
ここを更に深化させ、2022年夏試験の出題予想を展開してみたいと思います。
前回もお伝えしたように、愛媛県では、西洋、東洋、まんべんなく、また古代から現代まで、さまざまな人物が登場しています。2017年までは、過去に出題された人物が、再登場することは概ねなかったのですが、2018年以降は、若干再登場する人物が見られます。そろそろ過去に出題された人物からの出題の可能性が高まっているのかもしれません。
次のア~オの文は,ある人物について説明したものである。その人物名を下のA~J から一つずつ選び,その記号を書け。
ア.
日本の教育家(18 65 ~ 1927)。京都帝国大学総長を退任後,私立成城学園に小学校を創設し,教育の科学的研究を指導した。1924 年にアメリカのドルトン・プランの創始者パーカーストを招聘し,大正新教育運動に大きな影響を与えた。
イ.
チェコの教育思想家(15 92 ~ 1670)。その教育理論は,16 39 年にボヘミア語の原本を彼自身がラテン語訳した『大教授学』に代表される。この書は「すべての人び とにすべてのことを教えるための術」の題目が示す通り,体系的教育論について述 べたものであった。
ウ.
ドイツの教育学者,教育行政家(18 54 ~ 1932)。「作業」によって生徒の自発性が引き出され,それが性格形成にもつながるとして,労作教育論を展開し,初級学 校のカリキュラムにも導入した。これは,多くの議論を呼んだが,新教育運動の一 支柱として多くの共鳴者を得た。
エ.
スウェーデンの教育家(1 849 ~ 1926)。その著書『児童の世紀』の中で「教育の最大の秘訣は,教育しないことにある」と述べ,子どもが自由で創造的に生きること を理想とした。
オ.
アメリカの心理学者(1 904 ~ 1990)。スモール・ステップの原理やフィードバックの原理などを基本原理とするプログラム学習を提唱した。
A.スキナー B.羽仁もと子 C.元田永孚 D.モンテッソーリ E.田中不二麻呂 F.ヘルバルト G.モンテッソーリ H.ケルシェンシュタイナー I.キルパトリック J.エレン・ケイ K.澤柳政太郎 L.コメニウス |
いかがでしたか?
愛媛県では、人物名を漢字で書くことは求められておらず、問題下の解答群にある人物を選び記号で答えていくスタイルですから、読めるようにだけしてきましょう。
また、愛媛県では、例年、この3点セットの記憶で選択肢を選べるように作問されています。人物+国名+著書(教育プラン)のセットで覚えましょう。
受験生のみなさまに、少しでもお役に立てれば幸いです。
ご健闘をお祈りいたします。
第1回内容は、こちらを、
第2回内容は、こちらを、
第3回内容は、こちらを、
第4回内容は、こちらを、
第5回内容は、こちらを、ご参照ください。