東京アカデミー津田沼校
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こんにちは。公務員試験対策の予備校=東京アカデミーの公務員担当です。
今回は、教養試験の自然科学分野で出題される「数学」の傾向と対策についてお話しいたします。
◆国家一般職;1問
◆地方公務員(全国パターン);1問
◆東京消防庁消防官;2問
国家一般職では、「2次関数・2次方程式」からの出題が多くなっています。
地方公務員(9月第3週)では、まんべんなく出題されていますが、「2次関数・2次方程式」からの出題が比較的多くなっています。
地方公務員(9月第4週)では、「図形と方程式」からの出題が多くなっています。
東京消防庁では、「数と式」「2次関数・2次方程式」「三角比・三角関数」からほぼ毎年各1 問ずつ出題。さらに「数と式」では「因数分解」から、また「2次関数・2次方程式」では「2次関数の最大・最小」から多く出題されているのが特徴です。
全体として、「2次関数・2次方程式」が最頻出の分野であり、「三角比・三角関数」「数と式」がこれに次ぐという傾向がみられます。
数学の基本的な知識は身につけたうえで、2次方程式の解や2次不等式の解とグラフとの関連を重点的に学習しておくと良いでしょう。数学の知識は、一般知能の「数的推理」の問題を解く際にも求められるため、公務員試験の受験において数学の学習は避けて通ることはできません。解法さえわかれば短時間で解ける問題や易しい問題が多い(※)ため、『出たDATA問』に代表される過去問を繰り返し解いて、問題を見慣れておくことが重要です。
※東京アカデミーが実施した「2021年度国家一般職・税務職員採点会」参加者の数学の正答率は73.9%と、一般知識科目においては社会の79.3%に次ぐ高さでした。
2次関数…中学3年生
2次方程式…中学3年生
平方根(数と式)…中学3年生
因数分解(数と式)…中学3年生
三角比…高校1年生
三角関数…高校2年生
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来週は、物理の傾向と対策をご紹介します。