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こんにちは!教員採用試験対策予備校・東京アカデミー池袋校の教採担当です。
本日は一月後に迫った2022年東京都の出題予想として〈人権教育〉を取り上げます。
〈人権教育〉は、法令などの制度的な取組みから人権教育を通じて育てたい資質・能力までほぼ毎年何らかの内容が出題されていますので、要チェックです。
2021年3月に『人権教育を取り巻く諸情勢について~人権教育の指導方法等の在り方について〔第三次とりまとめ〕策定以降の補足資料~』が作成されています。
〔第三次とりまとめ〕策定から10年以上が経過し、社会情勢などの変化を踏まえ、補足が作成されました。
出題予想は下記の点から
● 第三次とりまとめ以降の状況では、いじめの認知件数や重大事態の件数,暴力行為の発生件数,不登校児童生徒数,児童虐待相談対応件数が増加しています。
● 制度的な枠組みとして、「障害者虐待防止法」(2011),「障害者差別解消推進法」(2013),「ヘイトスピーチ解消法」(2016),「再犯防止推進法」(2016),「部落差別解消推進法」(2016),「青少年ネット規制法」(2008,2017改),「アイヌ施策推進法」(2019)等の立法措置がなされています。
● 新学習指導要領との関係性では、前文に男女の平等、自他の敬愛と協力、生命の尊重といった人権教育とも関係の深い言葉が列記されています。また、〈人権教育〉は各教科や「特別の教科 道徳」、総合的な学習(探究)の時間、特別活動、教科外活動等のそれぞれの特質を踏まえつつ、教育活動全体で行うため、カリキュラム・マネジメントの推進が必要となります。
● 人権教育をめぐる社会情勢の個別的な人権課題では、昨今ニュース等でも話題の[インターネット上の誹謗中傷への対応]や新型コロナウイルス感染症の影響が続く中、これに起因する偏見・差別への対応についても述べられておりますので、あわせて確認をしておきたいところです。
正誤判断問題の勉強法として体系的な理解が不可欠です。
全24ページ読み込んでおきましょう。
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