東京アカデミー旭川校
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こんにちは!東京アカデミー旭川校の公務員担当服部です。
昨日6月12日、国家公務員一般職の1次試験を受験された方
は大変お疲れ様でした。
以前もご案内いたしました、
東京アカデミーでは、本日13日9時より、
webで実施中です。ぜひチェックしてみてください。
話しは変わりますが、6月10日人事院より、
令和3年度年次報告書が公表されました。その中で、
「人事院として取り組むべき採用試験見直し」
について、以下のとおりリリースさせました。
https://www.jinji.go.jp/kisya/2206/hakusho_r3.html
主な点を挙げさせていただくと、
★2022年度中を目途に方針を打ち出すべき施策として
・総合職春試験の実施時期の前倒し
→最終合格を5月下旬(現行6月下旬)に行えるよう検討(1次試験日が早くなる可能性)
・幅広い専門分野の人材が受験しやすい総合職試験の実現
→「教養区分」受験機会の拡大、人文科学専攻者が受験しやすい試験区分の検討
・合格有効期間の延伸
→現行3年となっている採用候補者名簿の有効期間を延伸を検討
★その他の検討を行うべき施策
・一般職試験(大卒程度試験)における新区分の創設を検討
→専門試験を課さない試験区分を新たに設けることなどについて検討
・受験しやすい基礎能力試験の検討
→総合職春試験及び一般職試験(大卒程度試験)について、現行より受験しやすい基礎能力試験を検討
・受験可能年齢の引下げを検討
→まずは、専門試験を課さない総合職試験の教養区分について、現行の受験可能年齢(原則大学3年生から受験可能)を検討
以上となります。
ポイントとしては、2022年度中に目途を打ち
出すべき施策と、その他検討を行うべき施策を
分けている点(優先順位を付けていること)と、
検討を行うという文言です。
したがって、現時点正確に制度変更が決定している施策はありません。
また、優先順位をついていることから、実施時期がズレるものと
思料されます。
特に、2023年度実施予定の方は不安だと思いますが、
東京アカデミーは、人事院のリリースを分析を行い、正しくて、
早い情報発信に努めたく、今後ともよろしくお願い申し上げます。