東京アカデミー松山校
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みなさんこんにちは!看護師国家試験対策の予備校、東京アカデミー松山校の多田です😊
「新出題基準が発表されたものの、従来と何が変わったの?」という疑問にお答えするシリーズです📝
今回は『在宅看護論』…と言いたいところですが、この科目は他と異なり「地域・在宅看護論」とカリキュラムが変更になっています!
そこで、ここでは従来とは科目名も変わった「地域・在宅看護論」は具体的にどこがどう変わったのか簡単に解説していきます。
新出題基準に即しての解説は次回のブログで紹介していきますので、少々お待ちください。
現在の看護の在り方として、病院完結型ではなく地域完結型に移行するよう全体で動いています。医療拠点の移行、と言ってもいいでしょう。
看護=病院というイメージが皆さんも強いかと思いますが、これからは「地域全体で医療を支えていきましょうね」という考え方をしていく必要があります。
今までは「在宅看護論」という名称だったものに地域という言葉をくっつけることにより、地域や在宅における看護の視点を持っていきましょうね、というねらいが生まれるのです。
在校・入学される学校様にもよりますが、大きく以下の内容が変更になる可能性が極めて高いです。
• 講義等の単位数増加(3年課程であれば2単位増加して6単位へ)
• 統合分野の区分がなくなり、専門分野のひとつとして位置付け
• 低学年から地域・在宅看護論に触れるカリキュラム設定
• 領域を横断して知識を定着できるようなカリキュラム設定
看護学校へ今年度入学される方は特に、配布されるシラバスにしっかり目を通してくださいね👀
第112回看護師国家試験の出題基準では、バッチリと「地域・在宅看護学」と記載がされています。
地域という視点が含まれるため、病院だけに限らない様々なシチュエーションでの問題が想定されます。
実際に、保育所で嘱託勤務する看護師や介護施設で活躍される看護師の方もいらっしゃいますよね。
今まではどちらかと言えば「病院・クリニック以外で活躍する看護師」という認識だったものが、病院・保育所・介護施設…というひとつの位置付けとして認識する必要があります。
臨床の場で求められる知識に加えて、「それぞれの現場で多角的に物事を捉えて判断する力が問われる」ということですね。
新出題基準による変更点はまだまだございます!ぜひ今後も松山校ブログをチェックしてくださいね☺