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【教員採用】香川県教員採用試験 自然科学 ここが出る‼ 教養試験出題予想⑤
試験情報
こんにちは、教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー高松校の教員採用試験対策担当の石井です。
今回で5回目(過去の出題予想12/19、3/21、4/27、6/12)となる2022年夏 香川県教員採用教養試験出題予想ですが、自然科学についてまとめていきます。
自然科学分野は、数学の平面図形(面積、線の長さ)を除くと社会科学同様、範囲が広く出題傾向が絞り込みづらい分野であるといえます。また、物理であれば重力、圧力、浮力、といった内容から、少なからず出題が見られることは特徴であるといえますが、自然科学分野では暗記すべきことが多くあり、この分野を苦手とするならば、積極的な対策はお勧めしません。
どうしてもあと1点！、今から短期間で絞り込んで暗記を！、という方には、『情報』分野の確認をお勧めします。過去の出題を見ると、最も多く出題されているのは、「科学技術、情報の用語」です。教育の現場でも多く聞かれる用語に関しては必ず押さえておきましょう。
科学技術、情報の用語 出題予想
- IT(Information Technologyの略)：パソコンやOA機器、インターネットなど、コンピュータとネットワークを利用した技術の総称。
- ICT(Information and Communication Technologyの略)：情報通信技術 ITと大きな違いはないが、コミュニケーションという語が入るため、個人、生活、情報発信などの意味合いが強くなっている面がある。
- SNS(Social Networking Serviceの略)：個人間のコミュニケーションを促進し、Web 上で社会的なネットワークの構築を支援するインターネットを利用したサービス
- Society 5.0：サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会(Society)
- IoT(Internet of Things)：自動車、家電、ロボット、施設などあらゆるものがインターネットにつながり、情報のやり取りをすること。
- CBT(Computer Based Testing)：コンピュータを使った試験方式の1つ。従来の試験方式はPBT(Paper Based Testing)紙を使った試験方式。
- BYOD(Bring Your Own Device)： 学校等での使用端末を学校配備のパソコン等の端末に限定せず、生徒が個人で所有しているスマートフォンなどの端末を利用することを許可して、学習に活用する利用形態。
- EdTech(Education(教育)× Technology(テクノロジー))：テクノロジーを用いて教育現場を支援する仕組みやサービスなどの総称。
- STEM教育：science, technology, engineering and mathematics、それぞれの頭文字を取り、科学・技術・工学・数学の教育分野を総称した言葉であり、各分野を教科横断的に学ぶことを指す。また、文部科学省では、芸術、文化、生活、経済、法律、政治、倫理等を含めた広い範囲でAを定義し、STEAM教育として学習の推進を図っている。
- クラウド：クラウドコンピューティングのこと。ネットワーク経由でサービスを利用できる形態。
- ゲーミフィケーション：ゲームに使われている構造を、ゲームとは別の分野で応用すること。
現在のトレンドも踏まえ、上記は覚えて損のない用語だといえます。試験で出題されれば、確実に解答できるようにしておきましょう。また、ICTやSNS、STEM(またはSTEAM)教育などは、論作文や面接での意見作りにも欠かせない言葉ですので、意味を取り違えることのないよう、十分に注意しておきましょう。
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