東京アカデミー難波教室
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こんにちは、教員採用試験の予備校、東京アカデミー難波校の教員採用担当です。
関西地区の試験もいよいよ来週末に迫ってきましたね。
試験直前期には特に気になる『教育時事』についてのポイントと予想問題についてです。
『教育時事』といっても多岐にわたりますが、その中でも直近に発表された下記のテーマについて取り上げます。
2008(平成20)年の学校保健法の一部改正により学校保健安全法が成立し、2012(平成24)年からの5年間を計画期間とする「第1次計画」、
2017(平成29)年からの5年間を計画期間とする「第2次計画」を策定し、学校安全の推進に取り組んできました。
今回の、2022(令和4)年からの5年間を計画期間とする「第3次学校安全の推進に関する計画」の策定に向けた課題としては、
様々な計画やマニュアルが整備されつつも必ずしも実効的な取組みに結びついていないこと、実践的な防災教育を全国的に進めていく必要があることなど、が挙げられていました。
ということは、これまでの取組や課題を踏まえた、「取り組むべき施策の基本的な方向性」がまずは問われやすいポイントとなりますので、
<基本的な方向性>と<目指す姿>を確認しておきましょう。
第2次と比較すると、「目指す姿」としては「自ら適切に判断し、主体的に行動できるよう」という文言が加わり、
「施策の基本的な方向性」では、「実践的」「実効的(性)」「子供の視点」「見える化」という文言が目立っています。
「第3次学校安全の推進に関する計画の策定について(答申)」(2022(令和4)年2月7日中央教育審議会)に示されている、これまでの取り組みや課題を踏まえ、取り組むべき施策の基本的な方向性の内容として、(①)~(⑤)に当てはまるものを選びなさい。
・学校安全計画・危機管理マニュアルを見直すサイクルを構築し、(①)を高める
・地域の多様な主体と密接に連携・協働し、(②)も踏まえた安全対策を推進する
・全ての学校における(③)・実効的な安全教育を推進する
・地域の災害リスクを踏まえた(③)な防災教育・訓練を実施する
・事故情報や学校の取組状況などデータを活用し学校安全を「(④)」する
・学校安全に関する意識の向上を図る(学校における(⑤)の醸成)
各選択肢の正解は→第3次学校安全の推進に関する計画の策定について(答申)【概要】
で確認しましょう
一言一句を丸覚えするのではなく、これまでの課題を踏まえて策定されたポイントを理解しておくと解答しやすくなるのではないでしょうか。
大阪府下の教員採用試験向けにオリジナルで作成した予想問題を演習&解説します。
また本試験受験後は、
6/25(土)19:00~入力開始
で解答結果をいち早くご確認ください。