東京アカデミー東京校
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こんにちは。教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー立川校の教員採用担当です。
本日は、一次試験まで一カ月を切った2022年夏実施東京都教員採用試験の教職教養試験の出題予想について取り上げます。
私が考える出題予想は、
「発達障害を含む障害のある幼児児童生徒に対する教育支援体制整備ガイドライン~発達障害等の可能性の段階から、教育的ニーズに気付き、支え、つなぐために~」(文部科学省 2017年3月)
からの問題です。
出題を予想する理由その1:
「通級による指導実施状況調査(文部科学省2019年5月)」の結果によると、特別な支援が必要な児童生徒の数は増加の傾向にあります。
このような背景と障害のある子供の就学先決定の仕組みに関する制度改正等から、その対応については差し迫った問題と考えられます。また、「特別支援教育を担う教師の養成の在り方等に関する検討会議報告(2022年3月31日)」では「特別支援教育に関わる教師の専門性向上に向けた方向性」なども示されており、障害のある子供に対する教育支援体制は試験で問われる可能性があると考えます。
出題を予想する理由その2:
「特別支援教育」に関する出題は東京都において頻出で、4年連続で出題中です。
このガイドラインでは、学校関係者ごとの具体的な役割が掲載されていますが、教員採用試験に出題されやすいのは「第3部 学校用」ではないかと思います。
学習法としては、冒頭の「はじめに」で位置づけを確認し、「第3部 学校用」で校長が教職員の中から任命する「特別支援教育コーディネーター用」と「通常の学級の担任・教科担任用」の役割を確認しておきましょう。特別支援や養護教諭志望の方は、その役割も確認しておくとよいかと思います。
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