東京アカデミー大阪校
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こんにちは。東京アカデミー大阪校の教員採用試験担当の各務です。
とうとう、2022年の教員採用試験も自治体によりスタートしました。
この時期、受講生の皆さんに必ずお伝えしていることがあります。
それは、今年他の自治体で出題された問題を見て、解いて、本命の試験までにしっかり復習しておくことです!
なぜなら、他の自治体の本試験問題は、試験作成者が
「今年の試験で出題するならどの資料が適切か、どの箇所を出題すれば、受験生の理解力を問えるか」
と考え抜いて作られた問題だからです。
昨年夏以降に出された報告・通知・答申等は、過去問では対策できませんので、今年の本試験問題が何よりの教材です。
今回は、2022年6月18日実施の高知県教養試験の出題があった新しい資料(2021年春以降の資料)を一部紹介します。
来週以降の試験を受ける方は、復習必須ですよ✅
2022年高知県の問題では、「資料内で示されている内容として誤っている物を、1~5の文章から1つ選ぶ」形式で出題されました。
内容は、「はじめに」、「2.学習者用デジタル教科書の制度概要」からの出題でした。
ガイドラインでは、「採択に関しては,各教育委員会等において,これまでどおり,紙の教科書について採択を行うこととなる。また,義務教育諸学校については,紙の教科書が無償給与され,学習者用デジタル教科書は無償給与されない」となっており、
「紙の教科書と同様に学習者用デジタル教科書も無償給与される」 の問題文が誤りであることを見抜く問題でした。
<紙の教科書・学習者用デジタル教科書・その他補助教材と関連制度>については、ガイドラインp.5にまとめられているので、要チェックです!
2022年高知県の問題では、「第1編 障害のある子供の教育支援の基本的な考え方」の中の、
(2)一貫した教育支援の重要性、(3)合理的配慮とその基礎となる環境整備 ① 基礎的環境整備等 から穴抜きで出題がありました。
穴抜きされたのは、下記の青字部分です。
上記は、他の自治体でも出題の可能性が考えられますので、まずは読んでみて、「しっかりと理解できていないな」「意味を説明できないな」と思う言葉を復習してみてください。
・2022受験 大阪教養試験 解答速報会 6/25(土)試験当日~
・2022受験 2次・3次試験対策 7月下旬~8月実施
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