東京アカデミー京都校
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皆さん、毎日、看護実習お疲れ様です。
患者さんを観察し情報を集め、指導者さんへ報告、・・とても大変な作業だと思います。
患者さんの発する一つひとつのサインの意味を考え、教科書で知識を確認することで
アセスメント能力が養われていきます。
優先すべき対応はどれか、必ず根拠をもって決定するようにしましょう。
アセスメント能力を養うには、検査データの基準値を知ることが最低限必要です。
まずは、以下の9項目の検査データを確認しましょう。
①尿検査、 ②血液学的検査、 ③血液生化学検査、④血圧、⑤肝機能検査、⑥腎機能検査
⑦内分泌検査、⑧穿刺液検査、⑨髄液検査
それほど多くないので、まずは上記項目のチェック、そして実習で
「なぜその項目をみる必要があるのか」という根拠を確認していきましょう。
バイタルサインや検査データを元に、状況から問題点を考えていくアセスメントは、
国家試験でもよく出題されます。
実習はアセスメント能力を養う実践の場です。大変だと思いますが、出会う事例は
皆さんの財産となります。ここで養ったアセスメント能力は、国家試験の状況設定問題を
解く際、必ず役立ちます。
東京アカデミーの夏期集中講座「ゼロから始める全科目」でも、状況設定問題を取り上げます。
今後増加が予想される「思考型」「長文型」の事例問題への適応力を養い、秋以降の実習にも
役立つ知識を身に着けるチャンスです。詳しくはこちらからご確認ください。