東京アカデミー静岡校
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こんにちは、東京アカデミー静岡校の福岡です。
梅雨になって自分の髪が邪魔に感じる季節になってきました…早く梅雨が終わってほしいですね😢
👉4/27のブログ👈で、「地域・在宅看護論」のことについてご説明いたしました。まだご覧になっていない方は、本ブログを読み進める前にチェックしていただけると嬉しいです。
そのブログの後半では、以下のような記載をいたしました。
第112回看護師国家試験の出題基準では、バッチリと「地域・在宅看護学」と記載がされています。 地域という視点が含まれるため、病院だけに限らない様々なシチュエーションでの問題が想定されます。 実際に、保育所で嘱託勤務する看護師や介護施設で活躍される看護師の方もいらっしゃいますよね。 今まではどちらかと言えば「病院・クリニック以外で活躍する看護師」という認識だったものが、病院・保育所・介護施設…というひとつの位置付けとして認識する必要があります。 臨床の場で求められる知識に加えて、「それぞれの現場で多角的に物事を捉えて判断する力が問われる」ということですね。 |
上記の内容に加えて、今回はタイトルにもある「地域包括ケアシステム」について詳しく見ていきましょう👀
在宅看護論/地域・在宅看護論の目標Ⅲでは、以下のように記載がされています。
地域包括ケアシステムにおける在宅看護の位置づけと看護の役割について基本的な理解を問う。 |
この部分の詳細をみていただくと、大項目9に「地域包括ケアシステムにおける在宅看護」という新しい項目が追加されています。
中項目まで見てみると、「A.地域包括ケアシステムの概要」「B.地域包括ケアシステムにおける看護職の役割」とありますね。
このことから、今年度の受験を目指される方は
必要があると言えるでしょう。
現在の日本では、世界でもトップレベルのスピードで高齢化が進んでいます。 今後も、75歳以上の人口割合は増加し続けることが予想されています。
更には、団塊の世代が75歳以上となる2025年(令和7年)以降も、75歳以上の割合は増加し続けるということが見込まれています。
以上のことから、2025年度を目安に
を目的とした上で、「高齢者のみだけでなく、疾病や障害を持つすべての方を対象に、①可能な限り住み慣れた地域で ②自分らしい暮らしを人生の最期まで続ける
ことができるよう、地域でひとつとなって(=包括的)支援・サービスを提供する体制を整えましょう!」という考え方が、地域包括ケアシステムです。
この地域包括ケアシステムの背景では、以下のような出来事が起こっていることも事実です。
高齢化の進展状況には、地域によって大きな差が生じている 👉地域(市町村・都道府県)が、地域の自主性や主体性に基づきながら、地域の特性に応じて作り上げていくことが必要! 地域単位としては、おおむね30分以内に必要なサービスが提供される日常生活圏域(中学校区)を指す。 |
地域包括ケアシステムについて、過去の国家試験問題を見ながら解けるかどうか力試ししましょう💪
【第106回午前58問】 地域包括ケアシステムについて正しいのはどれか。
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(正解:3)
間違えてしまった方は、2⃣地域包括ケアシステムとは何か?🤔の内容を今一度確認しましょう。
【第108回午前74問】 地域包括ケアシステムにおける支援のあり方で、「互助」を示すのはどれか。
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(正解:4)
上記の問題文で、「互助」という単語が出てきましたね。互助とは、家族・友人・住民同士が互いに助け合うことを指します。
支援の在り方としては、「自助・互助・共助・公助」の4つがあります。それぞれの言葉の意味をしっかり把握しましょう!
上記でお話しした内容は、主に「地域・在宅看護論」でのものです。ここにさらに「社会保障制度」の内容を絡めると、更に理解度がUPします!
地域支援事業や地域包括支援センターなど、様々な社会制度のしくみを学ぶことで、多岐にわたる問題にもしっかり対応できます。
上記の講座は、8/11(木・祝)に行います。
社会の動向を把握することは、看護学を学ぶための基盤となります。一気に得点UPを目指しましょう!
おすすめ講座①:第112回看護師国家試験対策 通学講座【対面式・生講義】
上記の内容は、次回はすでに開講しており、次回は9月生の募集ですが途中入会可能です。
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