東京アカデミー難波教室
ブログ
こんにちは、東京アカデミー難波校の教員採用試験担当です。
本日は奈良県の筆記試験が実施されました。
暑い中お疲れさまでした。
この後の日程で実施される教員採用試験を受験される方に、見ておきたい内容として、教養試験で出題された問題を新しく発表された資料から順に取り上げます。
まずは、
14.「第3次学校安全の推進に関する計画」<2022(令和4)年3月25日>より正しい語句の組合せを選ぶ問題として、一番初めの「Ⅰ総論」より、生活安全、組織活動という語句を選ばせる問題が出題されていました。
7(2)では不登校の現状について、
「令和2年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の課題に関する調査結果」<2021年(令和3)年10月13日公表>より、
長期欠席者の状況や要因として誤っているものを選ぶ問題が出題されています。
2.では2021(令和3)年6月に公布された「教育職員等による児童生徒性暴力等の防止等に関する法律」の第1条より正しい語句の組合せを選ぶ問題、
また、9.では2021(令和3)年3月12日に文部科学大臣が中央教育審議会に提示した諮問書「『令和の日本型学校教育』を担う教師の養成・採用・研修等の在り方について(諮問)」
より、「具体的には,以下の事項を中心に御審議をお願いします。」として第一に挙げられていた「『令和の日本型学校教育』を担う新たな教師像と教師に求められる資質能力について」の文章の中から、実践的指導力、ファシリテーション能力、協働的な学びという語句を選ばせる問題が出題されました。
そのほかでは、先に実施された高知県、北海道・札幌市および本日の大阪府下でも出題された
5.「『令和の日本型学校教育』の構築を目指して~全ての子供たちの可能性を引き出す,個別最適な学びと,協働的な学びの実現~(答申)」<2021(令和3)年1月26日>の第Ⅰ部総論「3.2020年代を通じて実現すべき『令和の日本型学校教育』の姿」より3問出題されていました。(1)は、本日実施された大阪府下同様、高知県とほとんど同じ箇所の文章から出題されていましたが、文中の内容が誤っているものの組合せを選ぶという、少し難しいかたちで出題されていました。また(2)では、DXという語句、(3)では体験活動という語句を選ばせています。
6.では、昨年も出題された「人権教育を取り巻く諸情勢について~人権教育の指導方法等の在り方について〔第3次とりまとめ〕策定以降の補足資料」<2021(令和3)年3月>より、いじめに関する内容として当てはまる語句選ぶ問題と文中の内容の正誤を問う問題が3問の出題となっておりました。
奈良県は非常に新しい時事問題が出題される傾向にありますので、これから本試験を受験される方はとても参考になるのではないでしょうか。
・2022受験 2次(3次)試験対策 7月下旬~8月実施